
リカルド・グラッサ(無所属)
3人目は、2025シーズンまでジュビロ磐田でプレーしていたDFリカルド・グラッサだ。2021年の東京オリンピックではブラジルU-24代表に選出され、左足の高精度なキックやアグレッシブな守備を武器に攻守両面で存在感を発揮。同国の金メダル獲得にも大きく貢献した実力者である。
2022シーズンには、長年所属した母国ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマを離れ、ジュビロ磐田へ加入。4シーズンにわたってプレーした磐田ではディフェンスリーダーとして最終ラインを支え、リーグ戦117試合5ゴール9アシストを記録した。また、2023シーズンにはJ2ベストイレブンを受賞するなど、Jリーグでの実績は十分と言える。
現在はフリーとなっており、実戦から離れている点は不安材料ではある。しかし、足元の技術に優れ、ビルドアップ能力にも長けるリカルドは、柏との相性が非常に良さそうな選手だ。CBからの前進に課題を抱える現状を踏まえても、柏が獲得に動く可能性は十分にありそうだ。

岩波拓也(ヴィッセル神戸)
4人目は、ヴィッセル神戸のDF岩波拓也。186cm76kgの恵まれたフィジカルを活かした対人守備や空中戦の強さに加え、長短を織り交ぜた高精度なパスにも定評があり、ビルドアップ能力が重視される現代サッカーにおいて価値の高いセンターバックである。
岩波は浦和レッズ時代、天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会(2018年、2021年)、FUJIFILM SUPER CUP(2023年)、AFCチャンピオンズリーグ(2022年)など数々のタイトル獲得に貢献。
2024シーズンには、プロキャリアをスタートさせた神戸へ復帰。浦和時代のような活躍が期待されたものの、DFマテウス・トゥーレルやDF山川哲史とのポジション争いで後れを取り、近年は出場機会が減少している。百年構想リーグでもここまで出場機会はなく、今オフに移籍となる可能性は十分に考えられる状況だ。
高いビルドアップ能力を持つ岩波は、ポゼッション志向の柏と好相性の可能性が高い。最終ラインから安定して前進できるCBを必要としている現状を踏まえても、今オフの補強候補として注目したい選手と言えるだろう。
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