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柏レイソルが狙うべき今夏の補強候補4選【J1リーグ2026】

写真:アフロスポーツ

2025シーズンのJ1リーグでは、鹿島アントラーズと最終節まで優勝争いを演じた柏レイソル。しかし、今シーズンの明治安田J1百年構想リーグEASTでは、全10クラブ中9位(勝ち点14)と苦戦が続いている。

不振の最大の要因として挙げられるのは深刻な得点力不足だろう。攻撃的サッカーを志向するリカルド・ロドリゲス監督が就任した昨シーズンは、総得点数「60」でJ1リーグ4位の数字を記録したが、今シーズンは第16節終了時点で総得点数「16」にとどまっている。J1リーグ全20クラブ中、ジェフユナイテッド千葉(EAST10位)と並ぶ19位タイとなっており、昨シーズンとはまるで別チームと言っていい状況だ。

個人成績を見ても、昨シーズン11ゴールを記録したFW細谷真大は第16節終了時点で2ゴール、同じく6ゴールを挙げたFW垣田裕暉も1ゴールにとどまっており、FW陣の決定力不足は否めない。また、WB(ウイングバック)からのチャンスメイク減少や、CB(センターバック)からのビルドアップ精度に物足りなさが見られる点も課題と言えるだろう。

こうした現状を踏まえると、柏レイソルが今夏の移籍市場で積極補強に動く可能性は高い。ここでは、そんな柏レイソルが獲得を狙うべき補強候補4選手を紹介する。


泉柊椰 写真:アフロスポーツ

泉柊椰(RB大宮アルディージャ)

1人目は、RB大宮アルディージャのMF泉柊椰だ。びわこ成蹊スポーツ大学卒業後、2023シーズンにヴィッセル神戸でプロキャリアをスタート。プロ1年目は神戸に加え、夏場から期限付き移籍したモンテディオ山形でもプレーし、プロの基準を学ぶシーズンとなった。

2024シーズンには、当時J3所属だった大宮アルディージャへ期限付き移籍。左サイドを主戦場に、卓越したドリブル技術を武器としたカットインからのシュートや、縦突破によるチャンスメイクで存在感を発揮し、38試合6ゴール6アシストを記録。クラブのJ2昇格に大きく貢献した。この活躍が評価され、同年12月には大宮への完全移籍が決定している。

2025シーズンも、日本代表MF三笘薫(ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン)を彷彿とさせるダイナミックなプレースタイルで躍動し、チームのJ2昇格プレーオフ進出に貢献した。

プロ4年目を迎えた今シーズンはさらに飛躍を遂げており、百年構想リーグ第16節終了時点で10ゴール3アシストを記録。J2・J3百年構想リーグ得点ランキングでも首位に立つなど、まさに覚醒のシーズンを過ごしている。個の力で局面を打開できる泉が左ウイングに加われば、柏の攻撃力向上につながる可能性は高い。今オフに獲得へ動けば、非常に興味深い補強となりそうだ。


藤尾翔太 写真:アフロスポーツ

藤尾翔太(町田ゼルビア)

2人目は、町田ゼルビアのFW藤尾翔太。現在25歳の藤尾は、セレッソ大阪の下部組織出身で2020シーズンにトップチーム昇格を果たした。

2021シーズンには、育成力に定評のある水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。持ち前のポストプレーや優れたポジショニングを武器にJ2リーグ22試合8ゴールを記録し、大きく自信を深めるシーズンとなった。その後は徳島ヴォルティスや町田へと期限付き移籍を重ね、いずれのクラブでも攻撃陣の中心として存在感を発揮している。

中でも2023シーズンは町田のJ1初昇格に大きく貢献したこともあり、シーズン終了後には同クラブへの完全移籍が決定した。さらに、J1初挑戦となった2024シーズンもJ1リーグ31試合9ゴール1アシストを記録し、クラブの3位フィニッシュに貢献するなどJ1の舞台でも十分な実力を示している。

一方で、昨シーズン以降は途中出場で起用される試合が増加。一定の結果は残しているものの、絶対的ストライカーと呼ぶにはやや物足りないスタッツとなっている。

それでも、前線で起点を作れるポストプレー能力や、ゴール前での動き出しの質は依然として魅力的だ。FW陣の層を厚くしたい柏レイソルが、今オフに獲得へ動いたとしても不思議ではない存在と言える。

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名前:Yusuke Sueyoshi
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