
6月6日に全日程を終えた明治安田J1百年構想リーグ。ヴィッセル神戸の優勝で終わった今大会、昨季のJ1王者鹿島アントラーズにとっては、最後の最後で悔しさの残る大会となっている。
鹿島は開幕戦でFC東京にPK戦の末敗れはしたものの、第2節以降は90分間で7連勝。そのまま勢いに乗り、地域リーグラウンド中は90分間での敗戦が第13節の東京ヴェルディ戦のみという、圧倒的なまでの自信と強さを感じさせる戦いぶりでEASTを制した。
しかし、プレーオフラウンドの敵地で行われたヴィッセル神戸との初戦で0-5と大敗。地域リーグラウンドの18試合をわずか9失点で駆け抜けたチームとは思えないほど、完敗のゲームとなった。第2戦はホームで2-0と完勝を収めたが、初戦での大敗が響き準優勝で大会を終えている。
当然来季求められるのはJ1連覇である鹿島。ファンやサポーターは、今夏の補強を経て今大会の悔しさを晴らしてくれることを望んでいる。すでに他クラブの主力獲得の話題もあり、優位に進んでいるかにも見える移籍動向だが、同時に流出の話題も複数出ており、大会が終わってなお気が休まらない日々が続く。ここでは、そんな連覇を狙う鹿島が今夏絶対に手放せない選手トップ5を紹介していく。

5位:濃野公人
2024年の衝撃のデビューから、今季で3年目を迎えているDF濃野公人。2年目以降、初年度の31試合9ゴールほどのインパクトは残せていないものの、今大会も19試合とほぼ全試合に出場し変わらず主軸として活躍を続けている。
右サイドバックが主戦場ながら、今大会も2ゴール1アシストと攻撃面での貢献が光る濃野。サイドバックとして守備での活躍ももちろんだが、やはり敵陣あるいはペナルティエリア付近において、強烈な存在感を発揮できることが大きな魅力だ。
現時点で出場機会が十分に確保されていることから、懸念されるのは国内よりも海外挑戦と言えよう。近い将来を考えれば、移籍は避けて通れないのかもしれないが、再び王座を得るには欠かせない得点源であることから手放せない選手5位とした。

4位:植田直通
今大会中、チーム内で唯一全試合にスタメンフル出場を果たしたDF植田直通。開幕戦でアシストを挙げるなど、今季も攻守で存在感を放ったベテランも、王者鹿島が絶対に手放せない選手の1人だ。
空中戦の強さや対人守備の能力は折り紙付き。それらを武器に、今大会も鹿島に地域リーグラウンドでわずか9失点という守備の安定をもたらしていた。
攻撃面でも、セットプレー時にはターゲットの1人として得点源になれる植田。DFキム・テヒョンやDF関川郁万といった下の世代も育ってきているとはいえ、まだまだ元日本代表の存在は不可欠であることから手放せない選手4位とした。
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