Jリーグ

J1からJ3への期限付き移籍で活躍した選手5選【百年構想リーグ】

芦部晃生(左)ワッド・モハメッド・サディキ(中)土屋櫂大(右)写真:アフロスポーツ

6月7日のプレーオフラウンド最終戦を残すのみとなった明治安田J2・J3百年構想リーグ。地域リーグラウンドはいずれのグループでもJ2クラブが首位と、J3クラブからすればカテゴリーの違いを見せつけられる格好となった。

そんなJ2勢の強さが際立つなか、J3勢で最も勝ち点を稼いだのは鹿児島ユナイテッドだ。サガン鳥栖や大分トリニータといったJ1経験も豊富なクラブも属するWEST-Bにおいて、テゲバジャーロ宮崎に次ぐ2位で地域リーグラウンドを終え、さらにプレーオフラウンド初戦ではアルビレックス新潟を下し全体の5位フィニッシュが見えている。

それでも、結果的に各グループとも最下位はJ3勢となり、J3に属する各クラブにとって厳しい大会になったのは間違いない。その一方で、難しい状況下にあって活躍を見せた選手も多くいる。特に、J1クラブからJ3クラブへ期限付き移籍中の選手たちは、それぞれの所属先で存在感を示した。ここでは、そんなJ1からJ3へ武者修行に出て活躍した選手を5名紹介していく。


芦部晃生 写真:アフロスポーツ

芦部晃生

町田ゼルビアから福島ユナイテッドへ期限付き移籍中

昨季はJ3リーグを10位で終えた福島ユナイテッド。前年はリーグ戦を5位でフィニッシュし、J2昇格プレーオフまで駒を進めていただけに、不本意なシーズンとなっていたことは言うまでもない。

そんなシーズンから立ち直るべく百年構想リーグに臨んだ福島だったが、今大会も厳しい戦いが続いた。開幕戦でヴァンフォーレ甲府を相手に1-4と大敗すると、そこからの3試合で13失点と守備が崩壊。終盤戦でようやく連勝を果たしたが、順位を挽回するには至らず激戦区のEAST-Bを9位で終えている。

それでも、活躍と成長を見せた選手は複数いた。町田ゼルビアから期限付き移籍中のMF芦部晃生もその1人だ。芦部は昨夏福島へと加入。昨季途中まで期限付きで在籍していた水戸ホーリーホックではなかなか出番を得られずにいたが、福島では加入間もなくスタメンに定着し4ゴール1アシストと結果を残した。

期限付き移籍期間を延長した今大会中も序列は変わらず、17試合と多くのゲームに絡み4ゴールと昨季と同様の数字を挙げ、苦しむチームを攻撃面で大いに支えた。

所属元である町田も、芦部の成長ぶりはひしひしと感じているはず。果たして今夏期限満了を機に町田復帰となるのか、福島としても重要な選手なだけに去就に注目が集まる。


沖田空

水戸ホーリーホックからSC相模原へ期限付き移籍中

SC相模原は今大会J3勢の中でも躍進したクラブと言っていいだろう。初戦となった第2節湘南ベルマーレと続く第3節ブラウブリッツ秋田戦ではカテゴリーの違いを見せつけられたが、第4節ではモンテディオ山形に勝利。最終的に山形にはシーズンダブルを達成し、第15節には秋田からも白星を挙げている。

そんなJ2勢との激闘で貴重なゴールを挙げるなど存在感を放ったのが、水戸ホーリーホックから期限付き移籍中のDF沖田空だ。2025年に筑波大学より水戸へと加入し、昨季は13試合に出場して1ゴールを挙げた沖田。今回が自身初の移籍となったが、自信につながるような結果を残している。

右サイドバックが主戦場ながらも、大会中直近の藤枝MYFCとのプレーオフも含めてここまでチーム2位の4得点をマーク。重要な得点源として躍動する姿を印象付けた。

初のJ1の舞台で苦しんだ水戸からすれば、J2勢とのゲームでの活躍もあり頼もしい選手であることは間違いない。相模原としても、来季の戦力として数えたいところだろうが果たして今夏どのような動きがあるのか注目したい。

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名前:大島俊亮
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