Jリーグ ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸が狙うべき今夏の補強候補4選【J1リーグ2026】

平河悠(左)大南拓磨(右)写真:アフロスポーツ

残り1試合となった明治安田J1百年構想リーグ。WEST首位に立つヴィッセル神戸は、攻守が噛み合った安定感のある戦いを続けている。一方で、DF山川哲史の負傷やMF扇原貴宏の右膝関節軟骨損傷など負傷者が相次いでいるのも事実だ。

さらに直近では、第14節のガンバ大阪戦で0-5、ファジアーノ岡山戦で0-3と、本来の神戸らしからぬ大敗も見られるようになってきた。シーズンを通して安定した戦いを維持するためには、今夏の補強が重要になるだろう。

なかでも、エースFW大迫勇也に代わるストライカーの確保に加え、他ポジションと比較して選手層の薄いCB(センターバック)の補強は優先順位が高いはずだ。ここでは、神戸が今夏に狙うべき4人の補強候補を、筆者独自の視点から紹介する。

※2026年5月20日時点のデータに基づく。


原大智 写真:アフロスポーツ

原大智(FCザンクトパウリ)

1人目は、ザンクトパウリ(ドイツ)に所属するFW原大智だ。FC東京の下部組織で育ち、高校卒業後の2018シーズンにトップチームへ昇格しプロキャリアをスタートした。プロ2年目の2019シーズンは、J3のU-23チームでのプレーが中心だったが、30試合に出場し19ゴール4アシストを記録。圧倒的な成績を残し、トップチーム昇格へ向けて猛アピールを見せた。

その活躍が実を結び、翌2020シーズンはJ1リーグでの出場機会が増加。リーグ戦26試合3ゴール1アシストを記録し、持ち味である空中戦の強さやポストプレー、前線からのハードワークで攻守両面に貢献した。その後は、クロアチアのNKイストラ1961、スペインのデポルティーボ・アラベス、ベルギーのシント=トロイデンVVでのプレーを経て、2023シーズン夏に京都サンガへ完全移籍。加入初年度は半シーズンながらJ1リーグ13試合7ゴール4アシストを記録し、主力へ定着した。

以降も安定したパフォーマンスを続けた原は、今年1月31日にザンクトパウリへ完全移籍し、ドイツ1部へのステップアップを果たす。しかし、新天地では期待された結果を残せず、リーグ戦4試合ノーゴールに終わり、チームも2部降格が決定。今オフには退団の可能性が高いだろう。今シーズンは苦戦を強いられたものの、日本での実績は十分。前線で起点を作れるポストプレーや献身性を兼ね備える原に、神戸が興味を示しても不思議ではない。


櫻川ソロモン 写真:アフロスポーツ

櫻川ソロモン(セレッソ大阪)

2人目は、セレッソ大阪のFW櫻川ソロモンだ。ジェフユナイテッド千葉の下部組織出身で、高校卒業後の2020シーズンにトップチームへ昇格。191cm94kgのサイズを生かしたポストプレーや空中戦の強さに加え、ナイジェリア人の父親譲りの高い身体能力と俊敏性を兼ね備える大型FWだ。

トップ昇格後は、3シーズンでJ2リーグ79試合13ゴール3アシストを記録。2023シーズンにはファジアーノ岡山へ期限付き移籍し、リーグ戦29試合4ゴール2アシストをマークした。2024シーズンに完全移籍した横浜FCではJ2リーグ37試合5ゴールを記録し、クラブのJ1昇格に貢献。さらに昨シーズンは、自身初となるJ1の舞台でリーグ戦35試合4ゴール3アシストを記録し、持ち味であるポストプレーや空中戦の強さがトップカテゴリーでも通用することを証明した。

今シーズンからはセレッソ大阪へ完全移籍。百年構想リーグでは17試合6ゴールを記録しており、いよいよ本格ブレイクの気配を漂わせている。

24歳という年齢を考えても、櫻川が神戸に加わればFW陣の世代交代を進められるだけでなく、ベテランFW大迫勇也の負担軽減にもつながるはず。タイプの異なる2トップ運用など、攻撃面での相乗効果にも期待できそうだ。

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名前:Yusuke Sueyoshi
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