Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌が狙うべき今夏の補強候補4選【J2リーグ2026】

北海道コンサドーレ札幌 写真:アフロスポーツ

明治安田J2・J3百年構想リーグEAST-B第14節終了時点で、勝ち点22の6位につける北海道コンサドーレ札幌。開幕から5試合連続で90分勝利がないなど出遅れたものの、第11節の松本山雅戦(札幌厚別公園競技場)での勝利をきっかけに直近4連勝。首位ヴァンフォーレ甲府(勝ち点29)を猛追している。

なかでも最大のトピックは、直近3試合で4ゴールを挙げているFW大森真吾の台頭だ。昨シーズンから課題となっていたFW陣の決定力不足だが、大森の活躍はチームに勢いをもたらしており、ファンからの期待も高まっている。しかし、2026/27シーズンのJ1昇格を見据える上では、さらなる戦力強化が不可欠だろう。

百年構想リーグが終わる6月7日から8月上旬に開幕する2026/27シーズンまでは約2カ月のインターバルが設けられている。この期間は各クラブがリーグ戦の結果を踏まえて補強に動く重要なタイミングとなっており、札幌にとっても例外ではない。

今オフは、長らく課題となっている決定力の高いFWに加え、DF髙尾瑠への依存度が高い右SB(サイドバック)の補強がポイントとなりそうだ。ここでは、札幌が今オフ狙うべき4選手を紹介する。


ブラウンノア賢信(ファジアーノ岡山)

1人目は、ファジアーノ岡山のFWブラウンノア賢信。189cm80kgの恵まれた体格を活かしたポストプレーや空中戦、さらには突破力も兼ね備えるストライカーだ。横浜F・マリノスユース時代から頭角を現し、2020シーズンにトップチーム昇格。同年はカマタマーレ讃岐へ期限付き移籍し、J3リーグ22試合2ゴール1アシストを記録するなど、プロ1年目から一定の存在感を示した。

その後は水戸ホーリーホックを経て、2022シーズンにアスルクラロ沼津へ完全移籍。翌2023シーズンにはJ3リーグ37試合13ゴール7アシストとブレイクを果たし、得点ランキング3位に入る活躍を見せた。この実績を引っ提げ、2024シーズンには徳島ヴォルティスへステップアップ。J2でも34試合7ゴール4アシストを記録し、チーム内得点ランキング2位と攻撃を牽引した。

しかし、昨シーズンに加入したファジアーノ岡山では、FWルカオやFW一美和成の存在もあり出場機会を確保できず、シーズン途中にはジュビロ磐田へ期限付き移籍となった。百年構想リーグでも出場は3試合にとどまっている。

それでも、そのポテンシャルは依然として高い。札幌に加わればチーム最長身のFWとなり、これまで課題としてきた高さを活かした攻撃が可能に。攻撃のバリエーションを広げる存在となり得る。また、下部リーグで結果を残してきた実績に加え、24歳という年齢も魅力だ。ひとたび結果を残せば、再びブレイクする可能性は十分にある。


飯野七聖 写真:アフロスポーツ

飯野七聖(ヴィッセル神戸)

2人目は、ヴィッセル神戸のMF飯野七聖。主戦場は右サイドや右SBで、豊富な運動量と推進力を武器とするサイドプレーヤーだ。アルビレックス新潟の下部組織から国士舘大学を経て、2019シーズンにザスパクサツ群馬でプロキャリアをスタート。加入初年度から主力として活躍し、2シーズンでリーグ戦48試合3ゴール4アシストを記録した。

その後、サガン鳥栖でのプレーを経て、2022シーズン途中からヴィッセル神戸に加入。しかし神戸では層の厚い右サイドの競争に直面している。元日本代表のFW武藤嘉紀やDF酒井高徳に加え、DF広瀬陸斗といった実力者が揃う中、先発機会は限られ途中出場が中心に。

百年構想リーグでも、第14節終了時点で出場は2試合にとどまっている。こうした状況を踏まえれば、今オフに出場機会を求めて移籍に踏み切る可能性は十分にあるだろう。

札幌にとっては、髙尾への依存度が高い右SBの層を厚くする上で、飯野のように複数ポジションをこなせる選手は魅力的な存在だ。獲得に動けば、戦力の底上げという意味でも非常に面白い補強となる。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、FCバルセロナ

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