Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌が狙うべき今夏の補強候補4選【J2リーグ2026】

中村拓海 写真:アフロスポーツ

中村拓海(セレッソ大阪)

3人目は、福岡県出身のDF中村拓海。右SBを主戦場とし、豊富な運動量と高いキック精度を武器とするプレーヤーだ。FC東京では3シーズンにわたりプレーし、リーグ戦56試合6アシストを記録するなど主力として存在感を示した。

2022シーズンには当時J2の横浜FCへ完全移籍。同シーズンは右CBを主戦場とし、足元の技術や走力を生かしたビルドアップと守備対応で攻守に貢献。CBながらJ2リーグ32試合4アシストをマークし、チームのJ1昇格に大きく寄与した。この活躍により、ユーティリティ性の高いDFとして評価を高めている。

しかし、2025シーズンに加入したセレッソ大阪では序列を上げられず、課題とされるポジショニングや守備の安定感が影響し出場機会は限定的に。昨シーズンはDF奥田勇斗にレギュラーを奪われる格好でJ1リーグ2試合の出場にとどまった。百年構想リーグでも第14節終了時点で1試合のみの出場となっている。

それでも、右SBに加えてCBでもプレー可能な柔軟性は大きな魅力だ。札幌にとっては、前述の飯野同様に右サイドおよび最終ラインの層を底上げできる存在であり、獲得に動けば戦術の幅を広げる補強となるだろう。


小柏剛 写真:アフロスポーツ

小柏剛(FC東京)

4人目は、度重なる怪我に苦しむ快速アタッカー、FW小柏剛だ。大宮アルディージャの下部組織に所属していた高校3年時には、高円宮杯JFA U-18プレミアリーグEASTで得点王を獲得。明治大学ではユニバーシアード日本代表に選出され世界一に貢献するなど、世代屈指のアタッカーとして注目を集めた。

大学卒業後は複数クラブによる争奪戦の末、2021シーズンに札幌へ加入。圧倒的なスピードで相手DFの背後を突くプレーを武器に、プロ1年目からJ1リーグ30試合7ゴール4アシストを記録し、鮮烈なデビューを飾ったが、その後はハムストリングスの肉離れをはじめとする負傷により出場機会が減少。それでもピッチに立てばゴールに直結する結果を示してきた。

2024シーズンからはFC東京へ完全移籍。新天地でも活躍し、日本代表を目指していた小柏だったが、右肩鎖関節脱臼や左肩関節脱臼などの影響で長期離脱を繰り返し、加入後約2シーズン半でリーグ戦出場は14試合にとどまっている。

稼働率に不安を抱える点は否めないものの、そのスピードと決定力は依然として大きな魅力だ。獲得に成功すれば、札幌にとって長年の課題である決定力不足の解消につながる可能性は高い。

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名前:Yusuke Sueyoshi
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)、サウナ、ジム
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、FCバルセロナ

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