
ファジアーノ岡山は3日、J1百年構想リーグのサンフレッチェ広島戦に関する不適切行為を謝罪。MF中野就斗(広島)とFW河野孝汰(岡山)の接触シーンにおけるVAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定が物議を醸すなか、河野が笑顔で当該シーンを再現した時の様子をポストしたことが批判の対象となっていたが、今度はクラブOBが公式謝罪そのものに真っ向から異を唱え、炎上は第2幕へと突入した。
5月2日に行われた岡山対広島では65分、ボックス内で中野が転倒した際、リプレイには河野の右足が中野の左足首を踏む場面が映っていた。谷本涼主審はVAR介入・OFR(オンフィールドレビュー)による再確認を経てもノーファウル・PKなしを維持。広島のガウル監督が試合後に異議を唱えるなど、判定の妥当性を巡る議論は白熱している。
問題はその後だ。岡山公式インスタグラムに、河野がチームメイトとそのシーンを笑顔で「再現」した画像が投稿された。削除後もスクリーンショットがX上で急拡散。クラブは当該投稿を削除した上で、「投稿管理体制の厳格化および業務フローの見直しを行い、再発防止に取り組む」と謝罪文を公表した。
これに対し異論を突きつけたのが、岡山OBでベルギー2部・ベールスホット所属のGKポープ・ウィリアムだ。「選手のちょっとした悪ふざけを公式に謝罪するなんて余りにも馬鹿げている」「犯罪を犯したわけじゃない」とXで訴え、ミスや失敗を恐れる社会構造そのものへ問題提起した。
この騒動に埋もれた本質的な問題は、なぜVARが「踏みつけ」を見逃したのかだ。これについて、Jリーグ側からの公式説明は現時点でない。判定の妥当性と岡山のSNS投稿に関する騒動は分けて議論するのが望ましいと考えられる。
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