
ベガルタ仙台は2日に行われたJ2・J3百年構想リーグで、ブラウブリッツ秋田に1-3で敗北。ホーム・ユアテックスタジアム開催の一戦で黒星を喫したが、その一方で一部サポーターによる行動がネット上で拡散され、話題を呼んでいる。
拡散されているのは、複数のサポーターがユアテックスタジアム仙台周辺の公道に集まり、車道いっぱいに広がりながらチャントを熱唱する動画だ。秋田戦前のものとみられるが、その「場所」こそが問題の本質である。
ユアテックスタジアム北東部には住宅街が密集している。試合開始前の時間帯に集団が車道を占拠し大声でチャントを繰り広げる行為は、地域住民への騒音被害に直結しかねない。サポーター団体が関係各所に許可を取ったか不明だが、無断での公道占拠は道路交通法上の問題にも発展しうる。情熱と無秩序は、本来まったくの別物だ。
ネット上では批判的な声が噴出しており、クラブとしてのガバナンス欠如を問う指摘も出ている。
ベガルタ仙台をはじめ、Jリーグクラブは「地域に根ざすクラブ」を標榜する。ならば、スタジアムの外もまた「クラブの顔」だ。今回の動画拡散に対してクラブが沈黙を続けるならば、一部サポーターの行為がクラブ全体の信頼性を長期にわたって毀損し続けるリスクもある。
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