Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎チーム内で温度差?佐々木旭、FC東京戦敗北で注目発言!「何人の選手が…」

佐々木旭 写真:アフロスポーツ

 川崎フロンターレは2日に行われたJ1百年構想リーグ戦で、FC東京に敗北。多摩川クラシコで黒星を喫し、試合後にはサポーターからブーイングが起こり、長谷部茂利監督の解任論も相次いでいるが、その一方でDF佐々木旭のコメントが話題を呼んでいる。

 クラブ公式サイトによると、佐々木は「守備の手応えはすごくあった」としながらも、「戦う姿勢を見せられない試合が多く続いているので危機感がある」と明かした。問題はその先だ。「何人の選手が本気で優勝したいと思っているのか」——この一文が、ネット上で激しい議論を呼んでいる。

 前半の守備については橘田健人、河原創、エリソン、神田奏真らの連携を高く評価。FC東京の佐藤恵允、佐藤龍之介を機能的に封じた手応えを語っており、チームとしての設計自体は機能していたとみられる。だが、「あの時間帯の失点で気持ち的に落ちてしまった」という証言が示すのは、メンタル面の脆さだ。勝負所でのメンタルの崩壊を、選手自身が認めた形である。

 「いい意味でみんなを巻き込まなければいけない」という言葉は、現状のチームに温度差があることを示唆している。これは長谷部監督への批判ではなく、内側からの告発に近い。

 脇坂泰斗を「核」として再建を誓う言葉も飛び出したが、「来シーズンにつながるような試合を」という表現が今季の優勝を事実上断念したとも受け取れる。

 解任論は監督だけに向けられているが、佐々木のコメントが図らずも照らし出したのは、チーム全体の「勝利への渇望」が均一ではないという深刻な実態だ。監督交代だけで解決できる問題ではない——そんな懸念は、容易には拭えない。