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高井幸大、ボルシアMG退団へ!「トッテナム復帰予定」「板倉滉の再獲得へ動く」

高井幸大 写真:アフロスポーツ

 川崎フロンターレ出身のFIFAワールドカップ北中米大会日本代表候補DF高井幸大は、2026年夏にボルシアMGを退団する見込み。期限付き移籍元のトッテナムへ復帰するとみられるが、一方でボルシアMGはアヤックス所属DF板倉滉の再獲得へ向かっているという。

 ドイツ『ビルト』は4日、「残り2試合を残して、ボルシアMGはブンデスリーガ残留を確定させた。しかし、この悲惨なシーズンには代償が伴う。スポーツディレクターのルーベン・シュレーダーは断固たる措置を講じるつもりだ」とした上で、同クラブ所属選手の去就を特集。その中で高井については「トッテナムへ復帰する予定」と明記した。さらに「高井についてはレンタル期間延長による残留の噂もあったが、度重なる負傷に悩まされている。ボルシアMGは板倉滉の再獲得に向けた動きも進めている」と伝えている。

 高井の去就については、ドイツ紙『ラインニッシェ・ポスト』が4月30日の時点で「900万ユーロ(約16億5,000万円)での完全移籍に値しない」と断じていた。2月末以降の出場時間は、わずか4分。筋肉系の負傷による1ヶ月以上の戦線離脱が、ただでさえ細かった出場機会を完全に奪った。デビュー当初に「有望な兆候を見せていた」と評されていただけに、落差は際立つ。

 財政面の算数も残酷なほどシンプルだ。ボルシアMGが今夏の補強に充てられる予算は500万ユーロ(約9億2,000万円)。買取オプションの900万ユーロとの差額は400万ユーロであり、そもそも完全移籍は最初から机上の空論だったとも言える。

 一方、後釜として名前が挙がる板倉は、かつてボルシアMGの主力センターバックとして活躍。2025年夏にアヤックスへ完全移籍も、そのアヤックスでは本職ではない中盤で起用されており、監督に対する不満が報じられている。

 去就の決定権はトッテナムにある。高井自身がどれだけ残留を望もうと、プレミアリーグのクラブの思惑が優先される。ただ一方で、トッテナムが来季の構想に高井を含めているかどうかは現時点で明らかになっていない。プレミアリーグで残留争いを強いられているだけに、高井がイングランド2部リーグでプレーする可能性も排除できない。