
ベルギー1部KRCヘンク所属のFIFAワールドカップ北中米大会日本代表候補FW伊東純也が、残留の可能性を示唆。一方で、古巣復帰1年目を「全体的に見て、期待外れ」と自ら断じた。ベルギーの有力地方紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。
現地メディアが伊東の肉声を引き出した格好だが、その内容は日本国内で流通する「復帰後も奮闘中」という文脈とは、明らかに乖離している。転落の起点は明確だ。昨年10月14日、キリンチャレンジカップ2025のブラジル代表戦。日本代表の一員として挑んだ大舞台で、右足首を負傷した。復帰は2025年12月にずれ込み、それ以降のリーグ戦での記録はわずか2ゴール。数字が、「期待外れ」の実態を静かに示している。
伊東は同紙に対し「10月14日のブラジル戦で負ったケガが、今シーズンのパフォーマンスに影響した」と語った。負傷との因果関係を自ら認めた発言だ。だが見逃せないのは、復帰後も約半年が経過しながら得点数が積み上がっていない事実である。ケガの影響という説明が、いつまで有効かという点で疑問は残る。
とはいえ、伊東は来季への意欲を明確に示している。「もちろん今季の出来には満足していない。それでも来季はヘンクでタイトル争いをしたい。このクラブにはそれができるだけの力がある」――3年契約を結んでいる点も踏まえれば、ヘンク残留はほぼ既定路線だ。
今もなお、日本代表に必要不可欠な存在である伊東。「期待外れ」と自己批判したことは、30歳を過ぎている今だからこそ、自分自身の今後に対して危機感を抱いている証拠かもしれない。
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