
ガンバ大阪はAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で決勝まで駒を進めている。すでに同大会で3億円規模の賞金を手に入れているが、決勝ではFWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルと対戦。5月末の大一番を前に、サウジアラビア国内ではG大阪に対する警戒論が高まっている。
中東メディア『WBC』によれば、サウジアラビア代表OBのサミ・アルジャバー氏が「この決勝はナスルにとって決して簡単な試合にはならない」と明言。続けて「もし今のようなフィジカルの弱さでガンバ大阪と戦えば勝てない」と断じた。ロナウドを擁する中東の雄が、決勝を前に身内から「敗北警告」を突きつけられている。
アルジャバー氏が問題視したのは3点だ。最近の試合でのフィジカル強度の低下、連戦による慢性的な疲労の蓄積、そして集中力を含む精神面への影響——。サウジアラビアの”レジェンド”の口から「勝てない」という言葉が出た事実は、単なる謙遜では片付けられない。
むしろ注目すべきは、G大阪への評価だ。アルジャバー氏は「簡単に倒せる相手ではなく、決勝にふさわしい実力を持ったチームだ」と述べており、Jリーグのクラブが中東の名門に「脅威」として分析されるまでに至った現実がある。
問題は、アル・ナスルが5月末までにコンディションを本当に立て直せるかどうかだ。サウジアラビア1部リーグ戦では首位に立っている強敵だが、アルジャバー氏が指摘した「フィジカルの弱さ」にG大阪の付け入るスキはありそうだ。
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