
大南拓磨(OHルーヴェン)
3人目は、OHルーヴェン(ベルギー1部)のDF大南拓磨。鹿児島実業高校卒業後の2016シーズンにジュビロ磐田へ加入し、プロキャリアをスタート。184cm76kgとCBとして突出したサイズがあるわけではないが、高い身体能力や俊敏性、対人の強さを武器に相手攻撃陣を封じ込める守備を得意としている。
プロ4年目の2019シーズンにはJ1リーグ22試合に出場し、レギュラーに定着。この年、チームはJ2降格となったものの大南個人への評価は高く、翌2020シーズンには柏レイソルへ完全移籍し、引き続きJ1でプレーすることとなった。
柏時代の3シーズン(2020-2022)は本職のCBに加え、高い身体能力を生かして右WB(ウイングバック)や右SB(サイドバック)でもプレー。複数ポジションをこなせるユーティリティ性の高さを示した。
さらに、2022シーズンには自身初となる日本代表にも選出されるなど、順調にキャリアを築いていた。その後は、2023シーズンから川崎フロンターレで1シーズン半プレーし、2024年8月からは買取オプション付きの期限付きでOHルーヴェンへ移籍。持ち前の対人守備の強さを活かし、同クラブの守備を牽引した。この活躍もあり、2025年8月には、買取オプションを行使し完全移籍へ移行。現在も主力として欧州の舞台で経験を積んでいる。
海外でのプレー経験がある大南が神戸に加入することで、守備力の向上はもちろん、持ち前のリーダーシップを発揮し、精神的支柱としてチームを牽引してくれるに違いない。

平河悠(ハル・シティAFC)
4人目は、ハル・シティAFC(イングランド2部)所属のFW平河悠。佐賀東高校から山梨学院大学を経て、2023シーズンに町田ゼルビアでプロキャリアをスタート。豊富な運動量を生かした攻守両面でのハードワークと、スピードを武器にしたドリブル突破を持ち味とするサイドアタッカーだ。プロ1年目からJ2リーグ35試合6ゴール4アシストを記録し、クラブ史上初となるJ1昇格に大きく貢献。さらに、U-22日本代表にも選出されるなど、飛躍のシーズンを過ごした。
続く2024シーズンも勢いは衰えず、J1初挑戦ながら鋭いドリブルで幾度となくチャンスを創出。2月・3月度のJ1リーグ月間MVPを受賞するなど、リーグを代表するアタッカーへと成長を遂げる。同シーズン途中までで、J1リーグ18試合2ゴール5アシストを記録していた。
その活躍が評価され、2024年7月にイングランドのブリストル・シティへ期限付き移籍。海外初挑戦となった2024/25シーズンは、リーグ戦36試合2ゴール2アシストを記録するなど、加入直後から主力として存在感を示した。その後、2025年2月には完全移籍へ移行している。さらに、2025/26シーズン途中からはハル・シティAFCへ期限付き移籍。リーグ戦24試合1ゴールを記録した後、今年1月からは新天地で9試合に出場している。
両サイドでプレー可能な快速ドリブラーである平河が神戸に加われば、サイドアタッカーの層は一気に厚みを増すはずだ。過密日程のなかでも強度を落とさず戦えるようになり、シーズンを通して安定した戦いにつながる可能性は十分にあるだろう。
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