
FIFAワールドカップ26(北中米W杯)の興奮も冷めやらぬ昨今。日本ではいよいよJリーグ2026/27シーズンの開幕が迫ってきた。秋春制へ移行し初の開幕を前に、各クラブはキャンプやトレーニングマッチなど着々と準備をしている。
シーズン移行を前に行われた百年構想リーグでは、EASTを圧倒的な強さで昨季のJ1王者鹿島アントラーズが制し、混戦模様のWESTはヴィッセル神戸が首位フィニッシュ。プレーオフラウンドで激突した両者は、初戦神戸が5-0と圧倒し2戦合計5-2で神戸がハーフシーズンの王者に輝いた。
そんな大会を終え、夏のオフへと入った各クラブ。例年であれば移籍の本番は冬になることが多いなか、今年はシーズン移行の影響もあり夏にも積極的に補強に動くクラブが多い。ここでは、そんな移籍市場で優位に立ち回り、戦力アップを図ったと評価できるクラブを3つ、ランキング形式で紹介していく。

3位:ヴィッセル神戸
IN(新加入)
- 渡辺皓太(横浜F・マリノスより完全移籍)
- アンデルソン・ロペス(ライオン・シティ・セーラーズより完全移籍)
OUT(移籍・退団)
- 内野航太郎(期限付き移籍期間満了)
- 乾貴士(ジュビロ磐田へ完全移籍)
- 山内翔(サガン鳥栖へ期限付き移籍)
- 満田誠(期限付き移籍期間満了)
- 広瀬陸斗(鹿島アントラーズへ完全移籍)
本来であれば、Jリーグで確かな実績を誇る選手を複数獲得した鹿島アントラーズをランキングに入れたいところだが、同クラブは主力級選手の流出も多く、影響が少なからず懸念される。
一方で、獲得した選手数は少ないが主力の流出阻止に成功し、先のハーフシーズンよりも戦力アップを図れたと言えるのがヴィッセル神戸だ。MF乾貴士やFW満田誠といった比較的加入して間もない選手たちがチームを去ることとなったが、流出した選手のうち百年構想リーグ中10試合以上に出場していたのは鹿島へ移籍したDF広瀬陸斗の1名のみ。FW武藤嘉紀をはじめ多くの主力選手はチームに残り、再びJ1王者を目指す形となっている。
そして、新戦力には過去に横浜F・マリノスで優勝を経験している2名の選手を加えた。FWアンデルソン・ロペスは、Jリーグ通算100試合以上の出場を誇るJリーグファンにはおなじみな外国籍ストライカー。2023年には現在も神戸に在籍するFW大迫勇也と並んで得点王に輝き、続く2024年も単独で得点王となった選手だ。
もう1人の新戦力であるMF渡辺皓太も、長く横浜FMで主力を務めてきた選手。確かな足元の技術と豊富な運動量で中盤を支える選手が加わり、中盤は一層厚みを増した印象だ。
百年構想リーグで主力を務めた選手の流出は最小限。そこへ、過去所属クラブを優勝に導いた選手を2名加えたことは大きい。最小限の人数の補強ながら着実にチーム力向上に結び付けたことから3位とした。
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