Jリーグ 横浜F・マリノス

元横浜FMヤン・マテウス、今夏移籍へ!Jリーグ復帰論も4億円超の壁…

ヤン・マテウス 写真:アフロスポーツ

 横浜F・マリノス在籍歴のあるブラジル人FWヤン・マテウスは、2026年夏にカタール1部カタールSCを退団する模様。一部ではJリーグ復帰を期待する声が挙がっている。

 中東の移籍事情に精通するジャーナリストのアフメド氏が報じたところによると、カタールSCは今夏、元フランス代表DFプレスネル・キンペンベとヤン・マテウスの2名を放出する方針を固めたとのこと。ヤン・マテウスに関しては、わずか1年で見切りをつける格好となった。

 問題はその「値札」だ。

 ブラジル人ジャーナリストのフェリペ・シウバ氏によれば、昨夏に横浜FMからカタールSCへの完全移籍が決定した際の移籍金は300万ドル(約4億4000万円)に達したという。わずか1年での放出であっても、クラブが相応の売却額を要求してくるのは既定路線。Jリーグ復帰を望むファンの声は根強いが、現実はそう単純ではない。

 ヤン・マテウスは2022年8月に横浜FMへ完全移籍で加入。当初は水沼宏太や仲川輝人とのポジション争いでベンチを温め続けたが、2023年5月のサガン鳥栖戦でスタメンを掴むと覚醒。同シーズンはリーグ戦32試合6ゴールを記録し、2024年以降はリーグ屈指のウインガーへと成長した。AFCチャンピオンズリーグ決勝では第1戦でアシスト、第2戦でゴールと、大舞台での存在感も示した。

 それだけの実績を引っ提げて移籍したカタールで、1年足らずの「お払い箱」。移籍金の回収すら見通せない状況で強行放出となれば、Jクラブがその受け皿となるには財政的なハードルが立ちはだかる。今でもJ1の舞台で通用するだけにクオリティーを兼ね備えていることは明らかだが、それでもヤン・マテウスの行き先は不透明だ。