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FC東京MF佐藤龍之介にベルギー移籍浮上!「ブンデスで通用しない」日本人選手と共闘も?

佐藤龍之介 写真:アフロスポーツ

 FC東京所属MF佐藤龍之介は、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表招集が期待される一方、2026年夏に海外移籍する可能性も取りざたされている。すでにFW塩貝健人擁するボルフスブルク、MF田中碧所属であり、MF守田英正の獲得が噂されているリーズ・ユナイテッドなど複数クラブからの関心が報じられているが、一部メディアが同選手の今後を占っている。

 海外メディア『ターゲティング・スカウト』は5月はじめ、佐藤の去就を特集。「まだ国内で経験を積む必要はある」としつつも、「欧州クラブからの関心は近いうちに本格化」とリポート。「ブンデスでは通用しない。ドイツで必要なフィジカルには達していないが、日本人選手への理解があり、ポゼッション志向かつ高速ビルドアップを採用するベルギーのKVCウェステルローのようなクラブは魅力的な選択肢となり得る」と伝えている。

 同レポートの根拠はHudlとStatsbombのデータ解析だ。佐藤のShot OBV(オン・ボール・バリュー)は0.12で94パーセンタイル。J1スペシャルシーズン12試合5ゴールという数字が裏付けるとおり、「チャンスを確実に仕留める」嗅覚において佐藤は国内屈指の水準にある。プレッシング強度を示すPressuresも20回・88パーセンタイルと秀逸で、攻守両面における貢献度の高さは疑いようがない。

 だが、同レポートはその輝きの裏に潜む「影」も冷徹に記録している。171cm・細身の体格ゆえに背後からの強烈なプレッシャーでボールを失う場面が指摘され、ドリブル&キャリーのOBVはわずか0.07で25パーセンタイルに沈む。「ブンデスでは通用しない。ドイツで必要なフィジカルには達していない」という分析は、ボルフスブルクやウニオン・ベルリンへの移籍を考える上で、致命的な懸念材料となる。

 ではセルティックはどうか。セルティック専門メディア『67 Hail Hail』が4月末に報じた関心は、FW前田大然・MF旗手怜央という日本人選手の受け入れ実績から一定の信憑性を持つ。だが、スコティッシュ・プレミアシップは欧州でも屈指のフィジカルバトルが展開されるリーグ。細身の19歳アタッカーが即戦力として機能するかは、率直に言って疑問符がつく。

 リーズも同様だ。プレミアリーグ昇格を目前に控えた来季、よりダイレクトで強度の高いサッカーが求められる環境で、佐藤の「ハーフスペースでの繊細なコンビネーション」が生きるかは見通しが立たない。

 むしろ最もフィットするのは、ベルギー1部KVCウェステルローだという。以前から継続的に日本人選手を獲得しており、現在はFW坂本一彩(元ガンバ大阪)、DF木村誠二(元FC東京)、MF齋藤俊輔(元水戸ホーリーホック)らが所属。坂本にはステップアップ移籍の可能性が報じられている。

 北中米W杯参戦の可能性と同時に、今後ベルギー国内クラブから正式オファーが届くかどうか、佐藤の今後から目が離せない。