代表チーム ワールドカップ

無所属で北中米W杯に挑んだビッグネーム11傑。サラーやモドリッチらの去就は

鎌田大地 写真:アフロスポーツ

鎌田大地(日本)

6人目は、卓越した足元の技術や戦術理解度、得点能力を武器にこれまで欧州リーグで長年プレーしてきた日本代表の攻撃的MF鎌田大地だ。

アイントラハト・フランクフルトでは、国内カップ戦やUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝タイトル獲得した。その後、SCラツィオでのプレーを経て2024年7月からクリスタル・パレスに完全移籍。国内カップタイトルや同クラブ初となるUEFAカンファレンスリーグのタイトル獲得に、大きく貢献する活躍を見せた。

直近の2025/26シーズンでも、公式戦46試合3ゴール4アシストをマークする活躍を見せ、チームの攻撃を活性化させた。また、今W杯でも4試合2ゴールをマークしており、日本のベスト32入りに大きく貢献した。

鎌田はW杯開幕時点では契約満了により無所属だったが、7月8日にパレスが1年の契約延長を発表。この背景には今大会の鎌田の活躍が大きく影響したはずだ。来シーズンの活躍に期待が注がれる。


トーマス・パーティ 写真:アフロスポーツ

トーマス・パーティ(ガーナ)

7人目は、守備力と展開力を兼ね備えているガーナ代表MFトーマス・パーティだ。

2015年から2020年まで在籍したアトレティコ・マドリードでEL優勝(2017-18)、UEFAスーパーカップ優勝(2018)、ラ・リーガ優勝(2020-21)に貢献した。その後2020年から2025年まで在籍したアーセナルでもチームの中心選手として活躍し、FAコミュニティ・シールド優勝(2023)。これらの活躍もあり、アフリカサッカー連盟(CAF)の年間ベストイレブンを2度(2018、2023)受賞し、アフリカを代表するMFとして高い評価を受けている。

直近の2025/26シーズンでは、ビジャレアル(スペイン)でプレーしており、公式戦35試合に出場した。得点やアシストはなかったが、インターセプトやビルドアップなどで中盤からチームを支えた。

今シーズン終了後に同クラブと契約満了となったパーティは、無所属でW杯を迎えた。同国のキャプテンとして3試合に出場し、中盤で攻守のスイッチ役としてベスト32入りに貢献した。移籍金フリーでパーティを獲得できるのは魅力的だろう。パーティがどの道を選ぶのか、続報を待ちたい。


ボジーニャ 写真:アフロスポーツ

ボジーニャ(カーボベルデ)

8人目は、カーボベルデ代表史上最高のGKとして同国内から高い評価を受けているGKボジーニャだ。

現在40歳のベテランゴールキーパーとして活躍しているボジーニャは、これまでカーボベルデやアンゴラ、モルドバ、ポルトガル、キプロス、スロバキアなど複数の国でプレーしており、豊富な経験を持っている。中でも、AELリマソール(キプロス)時代では、ボジーニャの活躍によりキプロス・カップ優勝(2018-19)に貢献している。

今回、カーボベルデとしては初のW杯出場となったが、スペイン戦やアルゼンチン戦で好セーブを連発して名勝負を繰り広げ、結果ベスト32入りを果たすなど世界的な注目を集めたボジーニャ。現在無所属だが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが所属するインテル・マイアミ(アメリカ)から関心が寄せられていると、一部メディアから報じられている。


ダビド・アラバ 写真:アフロスポーツ

ダビド・アラバ(オーストリア)

9人目は、万能型DFとしてオーストリア代表を長らく支えてきたDFダビド・アラバだ。

絶妙なポジショニングやキック精度の高さを武器にバイエルン・ミュンヘンでは10度のブンデスリーガ優勝と2度のCL制覇に貢献した。その後、2021年にレアル・マドリードへ加入し、ラ・リーガやCL優勝に貢献する活躍を見せた。しかし、2023年末の前十字靱帯断裂をはじめ故障が続き、その後は思うような時間を過ごすことはできず、2025/26シーズン終了後に同クラブと契約満了となり退団していた。

無所属として迎えた今W杯では、オーストリア代表のキャプテンとして守備陣を統率し、グループステージ突破に貢献。決勝トーナメント1回戦でスペインに0対3で敗れ大会を終えたが、大会を通じて豊富な経験とリーダーシップを発揮し、若いチームを精神的に支え続けた。この経験は、間違いなくオーストリアサッカー界の未来を明るくさせる出来事に違いない。オーストリアの英雄が次にどこでプレーするのか、その決断が待たれる。


ファビーニョ 写真:アフロスポーツ

ファビーニョ(ブラジル)

10人目は、ブラジル代表の守備的MFファビーニョだ。

ファビーニョは、高い守備能力とインターセプトを武器にモナコで主力として活躍し、2016-17シーズンのリーグ・アン優勝に貢献した。その後、2018年にリバプールへ移籍すると、中盤のアンカーとしてCL、プレミアリーグ、FAカップなど数々のタイトル獲得に貢献した。2023年からはサウジ・プロリーグのアル・イテハドでプレーしており、公式戦51試合3ゴール4アシストをマークしており、中盤の要としてチームを支えていた。

W杯では、試合終盤のクローザーとして2試合に出場し、ラウンド32の日本代表との試合では読みの鋭い守備と安定したパスワークから、2対1の逆転勝ちに貢献する活躍を見せた。現在無所属のファビーニョだが、守備的ミッドフィルダーやセンターバック、右サイドバックをこなせ得るユーティリティ性はとても魅力的だ。複数クラブが既に獲得に動いていてもおかしくはないだろう。


冨安健洋 写真:アフロスポーツ

冨安健洋(日本)

11人目は、対人守備の強さや空中戦の強さに定評がある日本代表DF冨安健洋だ。

2016年にアビスパ福岡でプロデビューし、活躍を遂げたのち、シント=トロイデンVVやボローニャを経て、2021年にアーセナルへ移籍。アーセナルではセンターバックとサイドバックを高いレベルでこなす守備の要として活躍していたが、度重なる負傷に苦しみ、序列は徐々に下がっていった。

2025年にはクラブとの契約を双方合意で解除した後、アヤックスへ加入。公式戦9試合で1アシストをマークしたほか、CBや両SB(サイドバック)でプレーするユーティリティ性を発揮するなど、W杯に向けコンディションを整えていた。

今W杯では、3バックの一角や右センターバックとして出場し、安定したプレーを披露していた冨安。決勝トーナメント1回戦のブラジル戦でも先発出場を果たし、悔しい逆転負けを喫してしまったものの、大会を通じて豊富な経験を生かし、若い守備陣を支えるリーダーとして存在感を示していた。

W杯で高パフォーマンスを見せ、豊富な国際経験や高い戦術理解度を誇る冨安は、どのクラブにも魅力的に映るだろう。来シーズンも欧州5大クラブでプレーする可能性は高いと思われる。

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名前:yusuke
趣味:スポーツ観戦(野球、サッカー)
好きなチーム:北海道コンサドーレ札幌、FCバルセロナ

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