
セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶の移籍を巡り、ここ数週間、複数のクラブの動きに関する報道がイタリアメディアを中心に相次いでいた。移籍金の規模や交渉の進捗など、断片的な情報が飛び交っていた。
そんな中、UKメディア『MOT』が、「鈴木彩艶をめぐる移籍話、決着」と題した記事を掲載した。
同メディアによると、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドが、パルマとの間で、23歳の鈴木の獲得を巡り3,000万ユーロ(約55億3,000万円)での交渉を進めているとの噂が広がっていたという。真相を突き止めたのは、リーズのファンでもある記者アンドレア・ルッソ氏だ。
同メディアは、ルッソ氏がゲール・リンチ氏のポッドキャスト『The Leeds View』で調査結果を発表したと伝えている。同メディアによると、一部メディアが、リーズはアーセナルへのGKイラン・メリエの移籍で得た資金を鈴木の獲得費用に充てると報じていたが、メリエの移籍はフリーでの移籍だったため、この前提自体が誤りだったと指摘。
ルッソ氏の情報源や、トリノを拠点とする記者ニコロ・ファブリス氏への取材を通じ、リーズはパルマの要求額を用意する構えだったものの、「最終的な決定権は選手本人にあった」と説明したという。
同メディアによれば、鈴木が今2026/27シーズン欧州の舞台でのプレーを望んでいることが、リーズ移籍が実現しなかった要因だという。
鈴木は、欧州の舞台を提供できるプレミアリーグのアストン・ビラからのアプローチを待っていると伝えられており、これにより鈴木がリーズでプレーする可能性は事実上なくなったとのことだ。
同メディアは、今回の一件について、現代サッカーの移籍市場において現地に精通した情報こそが真実への鍵を握ることを改めて示す結果になったとしている。
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