
日本代表を引退したMF遠藤航は現在、プレミアリーグ開幕戦に向けてコンディション回復に努めている。MF佐野海舟(マインツ)の加入報道の裏でリバプール残留の可能性が報じられるなか、同クラブとある条件で合意に達したという。
現地メディア『Rousing The kop』は27日に「遠藤航はセンターバックとしてプレーすることにより、リバプールと合意に達している」とリポート。「リバプールはセンターバックに関して、これまで何度も選手層の危機に直面してきた」と、センターバックにおけるチーム事情に触れた上で、以下のように伝えている。
「アンドニ・イラオラ監督が使えるセンターバックには以前から不安があった。移籍市場はまだ開いており、リバプールには補強が必要なのは間違いなく、その解決策は市場に求めることもできる」
「しかし、それだけがリバプールの選択肢ではない。もし若手を起用するのであればモル・タラ・ンディアイェが有力候補となるだろう。一方で経験を重視するのであれば、キャリアを通じてボランチよりもセンターバックとして多くの試合に出場してきた遠藤航こそ最適な選択肢だ」
「遠藤は守備的MFとして加入し、リバプールでも主にそのポジションでプレーしてきた。しかし、それ以前のキャリアではセンターバックとしてプレーする機会の方が多かった。彼はキャリア通算509試合のうち244試合をセンターバックで出場しており、守備的MFとしての214試合を上回っている」
「リバプールでもセンターバックとして数試合プレーしており、その際には安定したパフォーマンスを見せている。身長こそ特別高くはないものの、日本代表の元主将は試合を読む能力に優れ、卓越したタックル能力と対人戦の強さを備えている。空中戦でも十分に戦え、ビルドアップ能力にも長けている」
「リバプールは5番手となる可能性のあるセンターバック獲得に資金を投じたくないと考えている。それだけに、遠藤を最終ラインへ下げるのは理にかなった選択だ。トレイ・ニョニがトップチームで戦える準備を整えつつあり、ステファン・バイチェティッチやジェームズ・マコーネルも復帰していることから、遠藤は中盤での出場機会がこれまで以上に減る可能性が高い。それでも退団の可能性は低く、この起用法はクラブにとっても遠藤本人にとっても最善の解決策となる」
また同メディアによると、遠藤はすでにセンターバックでのプレーを受け入れている模様。2025年8月に本人が「必要とされるならどこでもプレーする」「アンカーでも、右サイドバックでも、センターバックでもプレーできます。どこでプレーすることになっても構わないし、チームのために常に100%を尽くす」と語ったことをもとに、「遠藤の魅力はユーティリティー性だけではない。リバプールのユニフォームを着るたびに全力を尽くす姿勢でも高く評価されている」と評している。
コメントランキング