
日本代表MF佐藤龍之介は先日、FC東京からバレンシアへ完全移籍。練習試合でスーパーゴールを決めた後、ラ・リーガでプレーできない可能性が報じられる中、現地では同選手の評価が急上昇している。
スペイン『El Desmarque』は27日に「佐藤龍之介の加入効果、バレンシアで早くも“佐藤マニア”が到来」という見出しのもと、佐藤を特集。「佐藤の存在感は、すでにピッチ外にも大きな影響を及ぼしている。加入からわずか3週間で、日本代表経験を持つ若きMFは母国で一大ブームを巻き起こした」として、以下のように伝えている。
「バレンシアは日本のサッカーファンから大きな注目を集めている。現在、クラブの公式グッズ需要が世界で上位5か国に入る市場となっている。これは佐藤加入による即効性のあるインパクトを示す数字だ。もちろん、商業面での効果を評価するにはまだ時期尚早であり、この勢いが一時的なものに終わるのか、それともさらに拡大していくのかは現時点では分からない。しかし、加入から1か月も経たないうちに、佐藤はすでに移籍金を回収している」
「佐藤効果は、プレシーズン初戦でエルデンセ相手に決めた鮮やかなゴールや、カルロス・コルベラン監督の下で行われた最初のトレーニングで好印象を残したことだけにとどまらない。バレンシアは以前からアジアなど戦略市場での存在感強化を目指しており、日本人選手の獲得はピッチ外でも即座に成果を生み出している」
「この反響には、クラブの戦略的な意味合いもある。バレンシアは長年にわたり海外市場での成長と新たな収益源の確保を模索してきた。佐藤の加入は、競技面だけでなく商業面でもその戦略に沿った補強である。さらに、デビュー戦で見事なゴールを決めたことが、この現象を一段と加速させた。その結果、日本は現在、バレンシアの公式グッズ販売における主要市場の一つとなっている」
「サトマニアはまだ始まったばかりだが、その効果はすでに明らかだ。わずか数週間で、佐藤は加入直後の選手としては極めて珍しく、バレンシアを日本全国の注目の的に押し上げ、その関心を実際のグッズ売り上げやクラブの国際的な存在感の向上へと結び付けている」
ピッチ内外での佐藤のポテンシャルが高く評価されているが、一方でラ・リーガのピッチに立てない可能性もある。
スペイン『AS』は22日の時点で「バレンシアは佐藤ら新戦力4名のラ・リーガ登録手続きをまだ完了していない」と報道。同クラブはサラリーキャップ(給与総額制限)を遵守して登録枠を確保する必要があるが、現時点でラ・リーガ登録枠上限である25枠中23枠が埋まっているとのこと。
GK1人、サイドバック1人、センターバック1人、ウイング1人の補強を目指しているだけに、現有戦力の放出が進まない場合は一部選手を登録枠から外す可能性もあるという。
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