Jリーグ 浦和レッズ

開幕3連敗を糧にした浦和レッズ、今夏新加入10選手をA〜C評価【2026/27】

水沼宏太(左)瀬古樹(中)笹修大(右)写真:アフロスポーツ

9月20日に第8節までの日程を終えた2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。ここまでは、百年構想リーグの覇者ヴィッセル神戸が直近5連勝で首位に躍り出て、2位には前節終了時点で首位に立っていた町田ゼルビアを破った柏レイソルがつける展開となっている。

徐々に上位勢と下位勢の勝ち点差に開きが見え始めてきたリーグ戦。浦和レッズは開幕当初こそ3連敗スタートと苦しんだが、以降チームを立て直し3連勝を挙げた。一時足踏みもありながら、直近の東京ヴェルディ戦でも3-1と勝利を収め、勝ち点12で現在10位につけている。

百年構想リーグまで京都サンガを率いていた曺貴裁監督を、新指揮官として招聘した浦和。戦い方の再構築や新戦力のチームへの浸透、追加の補強などこの序盤戦でバタつく様子もあったが、なんとかトップハーフで中断期間を迎えた。これより先、中位争いに呑まれるのかはたまた上位争いに加わっていくのか、チームの行方を左右するのが今夏の新戦力たちの働きだ。ここでは、そんな浦和の注目の新加入組について、第8節までの活躍ぶりをA~Cの3段階で評価していく。


瀬古樹 写真:アフロスポーツ

評価A:早くもチームの中心に定着

  • DF林幸多郎(町田ゼルビアより完全移籍)
  • FW南野遥海(ガンバ大阪より完全移籍)
  • MF瀬古樹(ストーク・シティより完全移籍)

守備面ではDF宮本優太、中盤から前ではMF渡邊凌磨にMFマテウス・サヴィオそしてMF金子拓郎と、チームの骨格となる部分は百年構想リーグから大きく変化はない。しかし、そこへ新加入選手のうち3選手が新たな骨組みを担う選手として名乗りを上げている。

特に際立つのがFW南野遥海の活躍ぶり。これまで2023年に当時J3のテゲバジャーロ宮崎、2024年は当時J2の栃木SCなどで経験を積み、昨季所属元であるガンバ大阪へ帰還していた南野。昨季は10試合の出場に留まったが、百年構想リーグでは、途中出場も多いながら17試合に出場し7ゴールと結果を残していた。G大阪の将来を背負う選手と目されていただけに、今夏浦和への移籍に驚いたJリーグファンも数多くいたことだろう。浦和ではここまで8試合に出場。うち先発は3試合だが、チームトップタイの4ゴールをマークするなど期待通り得点面では結果を残している。

守備陣では、町田ゼルビアから加入のDF林幸多郎が多くの出場機会を得ている。プロデビューを飾った横浜FC、町田時代を通じて、得点力のあるサイドバックあるいはウイングバックとして存在感を見せていたが、浦和でも第5節アビスパ福岡戦(9月2日)でゴールをマーク。途中出場から一時逆転されたゲームを振り出しに戻すゴールで、結果的に逆転に成功するきっかけを作った。MF長沼洋一とのポジション争いは熾烈だが、間違いなく序列争いという形でもチームに良い影響をもたらしていることだろう。

開幕後の新戦力にも、早速定位置を確保しつつある選手がいる。8月半ばにイングランドのストーク・シティより加入したMF瀬古樹だ。8月23日の第3節町田ゼルビア戦で早速途中出場から出番を得ると、第5節以降はスタメンで出場が続いている瀬古。第7節ファジアーノ岡山戦(9月13日)ではアシストを挙げるなど、チャンスメイクで見せ場を作っている。過去横浜FCや川崎フロンターレでも主力を務めたことからJ1での経験は豊富。今後より頼もしい存在となるのは間違いない。

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名前:大島俊亮
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