
8月7日に開幕した2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。8月23日までに第3節までの日程を消化し、今季のリーグを牽引するクラブが徐々に際立ち始めている。
J1で3シーズン目を迎えた町田ゼルビアもその1つだ。昇格初年度からJ1他クラブと互角以上の戦いを演じ、昨季はついに天皇杯を制覇。さらに、悲願のタイトル獲得に続いて4月にはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で準優勝を果たし、アジアでもその名を轟かせた。
例年、大崩れしない戦いぶりに定評のある町田だが、今季はそれに加えて高い得点力も際立つ。開幕戦では途中から数的優位に立った影響もあり大量5得点を挙げてFC東京に勝利。さらに次のジェフユナイテッド千葉戦でも4ゴール、そして第3節の浦和戦でも3ゴールと開幕から複数得点が続いている。
いよいよJ1リーグのタイトル獲得に向け、好スタートを切った町田。この8月にはFIFAワールドカップ26(北中米W杯)のメンバーとしても活躍したFW小川航基の獲得にも成功し、今後さらに勢いづくことは間違いない。ここでは、そんな初優勝を狙う町田の今季のキーマンと呼べる選手たちを3名紹介していく。

FW相馬勇紀
2024シーズン途中の加入以降、今では町田のエースと呼べるまでに存在感を高めてきたFW相馬勇紀。かつてブレイクを果たした名古屋グランパス時代にも、圧巻の突破力でJリーグファンを唸らせた逸材だったが、近年は得点力も増しさらに他クラブにとっては手の付けられない存在となりつつある。
2019年に名古屋に正式に加入しプロキャリアをスタートさせた相馬。デビュー後は、鹿島アントラーズへの期限付き移籍など他クラブでも研鑽を積んだ。そして2020年の名古屋復帰後、徐々にスタメンとしての出場機会も増やすと、翌2021年には33試合に出場して2ゴール8アシストと活躍。チャンスメーカーとして一気に名古屋の中心選手にまで成長した。
その後2022年も主軸として活躍し、2023年にはポルトガル1部のカーザ・ピアACへ期限付き移籍し海外挑戦も経験している。
町田へ加入した当初は、Jリーグ復帰間もないという状況もあってか結果を見ればやや大人しく見えたが、昨季は34試合で9ゴール10アシストと大暴れ。上位争いを繰り広げたチームでも随一の活躍を示した。そして、百年構想リーグでも12試合で4ゴール3アシストと数字の面での安定感も裏付け、新シーズンに臨んでいる。
今季も早速ゴール、アシストとも挙げており、攻撃の中心を担うのは間違いない。好調攻撃陣を牽引する選手であることからも、その活躍から引き続き目が離せない。
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