
8月7日に開幕した2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。初日の2試合から実に14ものゴールが生まれる白熱した展開となった今季は、例年以上に激しい順位争いを繰り広げる予感が漂う。
セレッソ大阪は、直近のハーフシーズンに行われた百年構想リーグでWESTグループを戦った。序盤戦こそややバタつくゲーム展開が続いたが、大会終盤では安定した戦いを披露。プレーオフではEAST2位のFC東京を2戦合計5-3と破り、大会3位と上位で終えていた。
しかし、今夏の移籍市場では戦力流出も目立った。長く守護神を務めてきたGKキム・ジンヒョンが期限付き移籍、J2での武者修行を終えて昨季チームに帰還したばかりのMF中島元彦もかつてのレンタル先へ移籍と、決して小さくない痛手を負った。
監督も交代となり、迎えた今シーズン。開幕戦(8月8日)ではファジアーノ岡山を相手に逆転勝利を収めて上々のスタートを切ったものの、第2節(8月15日)ではアビスパ福岡に0-3と敗れている。早々に初白星を挙げた一方で、第2節を見て不安を感じるファンやサポーターも多くいるに違いない。ここでは、そんなC大阪にとって今季の浮沈を左右する可能性の高い選手を3名紹介していく。

FW櫻川ソロモン
昨2025シーズンのJ1リーグで、最終10位となんとかトップハーフ入りを果たしたC大阪。開幕直後から連敗するなど、苦しい時期もたびたびあった中でも守り抜いたトップ10の座へとたどり着くのに大きく貢献したのはFWラファエル・ハットンだった。新戦力ながら36試合とほぼ全試合に出場し、リーグ2位タイの18ゴールをマーク。期限付きでの加入だったことから、多くのファンが彼の残留を望んだことは想像に難くない。
しかし、そんな願いは叶わず昨季をもってハットンは退団。そして、彼に代わる存在として大いに期待を集めているのがFW櫻川ソロモンだ。
2020年にユースから昇格する形でジェフユナイテッド市原・千葉へと加入し、プロキャリアをスタートさせた櫻川。2年目の2021年に30試合4ゴール、続く2022年には36試合で7ゴールと順調に数字を伸ばしながら評価を高めてきた。
2023年はファジアーノ岡山へ期限付き移籍。自身初の移籍ながらも29試合と多くの出場機会を得て4ゴールをマークした。そして、2024年に横浜FCへと移籍すると加入初年度に37試合5ゴールの活躍でJ1昇格にも貢献。翌2025年は初のJ1の舞台で35試合4ゴールという数字を残している。
C大阪加入後も安定して出場機会を得ており、百年構想リーグは全20試合に出場。チームトップの8ゴールを挙げるなど、前年と比較してもJ1でのプレーへの慣れと自信のほどがうかがえる。今季も開幕戦で早速ゴールを奪っており、直近のハーフシーズンと同様チームの稼ぎ頭としてますます期待は高まっていることだろう。
年齢的にも25歳とまだまだ発展途上。今季はどこまで数字を伸ばしていけるか、自身初の二桁ゴールは達成できるのか注目だ。
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