
8月7日に開幕を迎えた2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。開幕戦から多くのゴールが生まれ、今季も各節で白熱したゲームが数多く見られることを予感させるシーズン幕開けとなった。
ジェフユナイテッド市原・千葉は昨2025シーズン、J2リーグを3位でフィニッシュ。その後行われたJ1昇格プレーオフでは、初戦RB大宮アルディージャを相手に途中3点差をつけられる絶望的な状況に陥った。しかし、70分過ぎから怒涛の攻めで4点を奪い逆転に成功。その勢いのまま、決勝では徳島ヴォルティスを相手に勝利を収め、実に17年ぶりとなるJ1復帰を決めていた。
しかし、秋春制へ移行を前に行われた百年構想リーグでは、久々のJ1でカテゴリーの違いを見せつけられる結果となる。開幕戦で浦和レッズに敗れると、そこからPK戦での敗戦も含め4連敗スタート。その後も連敗が続きEASTで最下位となり、さらにプレーオフでもアビスパ福岡に敗れて最終順位も20位に終わっていた。
チームの立て直しを図るべく、今夏はFW陣を中心に即戦力を加えた千葉。ここでは、起死回生を狙う千葉の今季の注目選手を3名紹介していく。

FW田中和樹
2022年に京都サンガへ加入しプロキャリアをスタートさせたFW田中和樹。京都ではリーグ戦わずか1試合の出場に留まったが、千葉への期限付き移籍が彼の転機となる。
2023年に加入すると、初年度から38試合と多くのゲームで出場機会を得て活躍。チームを久々のプレーオフ進出へと導いた。さらに、完全移籍へと移行した翌2024年も主力として33試合に出場。この年は惜しくもプレーオフ進出を逃したが、田中自身はキャリアハイとなる5ゴール9アシストの活躍で注目を集めた。
しかし、昨2025年は夏に左ひざを負傷し出場は21試合に留まってしまう。それでもチームはそこからプレーオフにこぎつけ最終的にJ1への昇格を勝ち取り、田中も久々のJ1の舞台へ臨むことが叶った。
百年構想リーグでは、後半戦の7試合に出場するも得点、アシストともにゼロ。怪我明けのハーフシーズンとはいえ、J1のレベルの高さを感じたと同時に不本意な結果だったに違いない。
果たして今季は、J2の舞台で鳴らした鋭いドリブル突破が国内トップカテゴリーで見られるのか。まずは残留を果たすためにも、田中の存在がカギを握ると言っても過言ではないだろう。
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