
7月20日にスペインの優勝で幕を閉じたFIFAワールドカップ26(北中米W杯)。日本ではJリーグ2026/27シーズンの開幕が8月7日に迫り、各クラブの話題は移籍からキャンプやトレーニングマッチへと移りつつある。
ヴィッセル神戸の優勝で幕を閉じたJ1百年構想リーグでは、EASTグループでFC東京が躍進を果たした。2025シーズンは序盤戦から苦戦が続き、一時は8戦未勝利など長いトンネルを経験したFC東京。昨季前半は降格圏にまで沈んでいたが、終盤にかけて徐々に調子が上向き最終11位でシーズンを終えていた。
百年構想リーグでは、開幕戦で王者鹿島アントラーズをPK戦の末破るとそのまま3連勝スタート。以降も安定した強さで勝ち点を積み上げ最終EAST2位、全体の順位は4位でハーフシーズンを終えている。
自信を武器に新シーズンも上位争いに食い込みたいところだが、この夏はファンやサポーターにとっても残念な移籍も発生している。ここでは、今夏のFC東京の移籍についてA~Eの5段階で評価していく。

GK&DF:評価B
IN(新加入)
- 永野修都(藤枝MYFCへの期限付き移籍より復帰)
- 石原広教(浦和レッズより完全移籍)
OUT(移籍・退団)
- 木本恭生(水戸ホーリーホックへ完全移籍)
- 小林将天(松本山雅へ期限付き移籍)
- 土肥幹太(V・ファーレン長崎へ期限付き移籍)
- 東廉太(栃木SCへ期限付き移籍)
守備陣では今夏、ベテランと若手の移籍が発生。百年構想リーグ中はFC東京で出番のなかった選手たちの動きのため、戦力的なマイナスは少なく、特に若手選手については武者修行先でのさらなる成長が求められる動きとなっている。
注目はGK小林将天の伸びしろだ。これまで各世代別代表に名を連ねてきた将来のA代表守護神候補が、初の期限付き移籍でどこまで出番を得られるのかが注目される。また、V・ファーレン長崎へ期限付き移籍となったDF土肥幹太は、昨季21試合に出場するなど守備陣の一角を担い躍動。今回同じJ1カテゴリーのチームへの期限付き移籍を経て、どこまで成長できるか楽しみだ。
新戦力では浦和レッズよりDF石原広教が加入。ハードワークが売りで闘志をむき出しに戦う選手を新たに得て、FC東京のサイドバック層がより分厚くなったことは間違いない。
そして、直近1年半を下位カテゴリーで過ごしてきたDF永野修都が帰還。昨季のガイナーレ鳥取、百年構想リーグでは藤枝でそれぞれ主力として活躍してきた経験と自信を武器に、いよいよ所属元でのポジション争いに臨む。
数こそ少ないが実力者を補強し、楽しみな若手がチームに復帰した今夏のFC東京守備陣。戦力のマイナスもほぼ無いことから、評価はやや上向きとしてBとした。
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