
現在開催中のFIFAワールドカップ26(北中米W杯)も大詰めを迎え、日本ではいよいよ秋春制へと移行して最初のJリーグ開幕が近づいてきた。開幕まで1ヶ月を切るなか、積極的な補強の動きを見せるクラブも多く、W杯の陰でJリーグファンの間では移籍の話題も大いに盛り上がった。
清水エスパルスは昨季、2023、2024年にヴィッセル神戸をJ1連覇に導いた吉田孝行監督を指揮官に迎え、今季前半の百年構想リーグを戦った。開幕戦で名古屋グランパスに惜敗して以降、序盤戦では90分で勝ちきれずPK戦での敗戦が続いていたが、第6節から3連勝を挙げるなど上位争いに絡む場面もありWEST7位で着地。残念ながらプレーオフでは横浜F・マリノスに敗れたが、一定の結果を残してハーフシーズンを終えた。
そして今夏、来る2026/27シーズンに向けて積極的な補強に動いている。悲しい別れも複数あったが、全体的に経験豊富な選手たちの獲得に成功し、ファンやサポーターの多くが開幕後のチームの仕上がりを楽しみにしていることだろう。ここでは、そんな清水の今夏の移籍をポジションごとにA~Eの5段階で評価していく。

GK&DF:評価B
IN(新加入)
- 須貝英大(京都サンガより完全移籍)
最終ラインおよびGKについては動きの少ない夏となっている。百年構想リーグで総失点21はWEST2位タイ。主力と目されていた選手がベンチ外となるゲームも複数あったなかでも、手ごたえを得たに違いない。
センターバック、サイドバック両方をこなせる選手が多くいることも大きな強みだ。昨冬加入したDFパク・スンウクや大卒3年目を迎えているDF高木践といった百年構想リーグで稼働が少なかった選手には、新シーズンの奮起を期待したい。
一方で、サイドバックではDF吉田豊やDF北爪健吾といった頼もしいベテランがいる反面、彼らに頼らなければならない場面が多くあったことから補強が求められていた。そして今夏、待望の新戦力として京都サンガからDF須貝英大を獲得。豊富な運動量で上下動を繰り返し、さらに両サイドをこなせる万能型のサイドバックを獲得したことにより、ベテラン依存からの脱却を図る。
幸いGKは安定しており、新シーズンもGK梅田透吾とGK沖悠哉というハイレベルなポジション争いを繰り広げる2名を中心にゴールにカギをかけることになるだろう。
なにより選手の流出なく、求めていた選手をピンポイントで補強したことから評価はBとした。
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