
FC東京所属のDF稲村隼翔は、8日に行われたJ1リーグ開幕戦でスタメン出場。町田ゼルビア相手に5失点を喫したが、この結果はイギリスでも話題に。スコットランド1部セルティック時代に加入早々構想外扱いを受けていただけに、同クラブによる日本人選手獲得戦略が失敗に終わったとの意見も挙がっている。
英メディア『67 Hail Hail』は9日、「稲村が2026/27シーズン開幕戦で悪夢を経験…5失点を喫する」という見出しのもと、元セルティック所属選手の現状などを特集。2025年夏にアルビレックス新潟からセルティックへ完全移籍したことに触れた上で、以下のように伝えている。
「稲村がセルティックでプレーしたのはわずか1試合。2026年1月にFC東京へ期限付き移籍すると、その後、今夏に完全移籍へと移行した。セルティックが9日のリーグ開幕戦でキルマーノックから5ゴールを奪う前に、稲村はすでにキルマーノックの選手たちが味わったであろう嫌な感覚を経験していた。FC東京の新シーズン開幕戦で、自らも大量失点を喫する悪夢を味わった」
その上で、同メディアはFW古橋亨梧から始まった日本人選手獲得戦略を回顧。「古橋亨梧、前田大然、旗手怜央。この3人は近年のセルティックにとって、極めて稀有な存在だった。いずれもアンジェ・ポステコグルー監督時代にJクラブから獲得し、スコットランド王者の歴史を刻み、クラブのレジェンドとなった」と一定の評価をしつつも、以下のように指摘している。
「3人を獲得した時代以降、セルティックによる日本人選手獲得戦略は失敗に終わっている。山田新、稲村など、何もかもが噛み合っていないように見える。実際のところ、これらの選手はセルティックでほとんど出場機会を得られなかった。その意味では、選手たち自身も不運だったと感じるだろう」
日本国内屈指の有望株と評価されていたものの、海外で成功を収められなかった稲村。セルティック移籍時、同クラブ幹部とブレンダン・ロジャーズ元監督の間で意見の食い違いがあったとみられるだけに、海外挑戦の失敗は不運としか言いようがない。
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