
MF津久井匠海
サイドでカギを握る選手は田中だけではない。加入1年目ながら、百年構想リーグでは19試合に出場するなど存在感を放ったMF津久井匠海も、今季注目のサイドアタッカーだ。
2020年に高校生ながら横浜F・マリノスでユースからトップ昇格を果たし、プロキャリアをスタートさせた津久井。残念ながら横浜FMでは出場機会はなく、2021年からはJFLのラインメール青森へ期限付き移籍したが、やはり出場機会には恵まれなかった。
転機となったのは2023年、当時J3のアスルクラロ沼津へ期限付き移籍してからだ。同年29試合と多くの出場機会を得ると、続く2024年は完全移籍へと移行。リーグ戦全試合に出場しただけでなく、9ゴール3アシストと多くの得点に直接関与して評価を高め、当時J2の水戸ホーリーホックへの個人昇格を勝ち取った。
半年のみだったが、水戸でも主軸として躍動。18試合2ゴールと結果を残し、夏には同じJ2のRB大宮アルディージャへと移籍して19試合4ゴールを挙げた。そして、百年構想リーグ開幕前に千葉へと加入し、久々にJ1の舞台へ挑むこととなっている。
JFLへの期限付き移籍以降、国内3カテゴリーすべてを渡り歩いてきた津久井。J1での実績という点では乏しいものの、それぞれのカテゴリーで環境に適応し、結果を残してきたことは過去の数字を見れば明らかだ。
いよいよ本格的に臨むJ1の舞台。最上位カテゴリーでも数字を残し、さらなる成長と飛躍のシーズンにできるのか注目だ。

FWエリソン
百年構想リーグではEASTで最小、リーグ全体で見てもワースト2位となる得点数の低さが露呈した千葉。そんなチームにとって、複数のFWを新たに獲得した中でもキーマンとなるのがFWエリソンだ。開幕戦では早速スタメンで起用されており、チームの期待の高さが窺える。
2024年に川崎フロンターレへ加入し、Jリーグでのスタートを切ったエリソン。初年度から25試合7ゴールと結果を残し、続く昨2025シーズンは29試合で12ゴールと高い得点力を披露した。さらに、百年構想リーグでは15試合で7ゴールをマーク。チームトップとなる得点数で攻撃を牽引していた。
今季千葉の最前線の選手層を見ると、2mの高さを誇る新戦力FWホシャや同じく新加入のFW矢村健など、タイプの違う選手が揃い攻撃にもバリエーションの出る予感が漂う。それでも、突破力やフィジカルの強さ、そして何より得点力の高さからファーストチョイスは引き続きエリソンである可能性が高い。
新たな得点源として期待を集めるエリソン。波に乗れば得点王すら狙える選手なだけに、千葉の中でも屈指の注目選手であることは間違いない。
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