
8月7日に開幕を迎えた2026/27シーズンの明治安田J1リーグ。秋春制へ移行し最初のシーズンとなる今季、開幕を告げる初日の2試合はいずれも点の取り合いとなる白熱のゲーム展開となった。
アビスパ福岡は、百年構想リーグ開幕前に監督が交代し、暫定指揮官の塚原真也監督体制で開幕を迎えていた。体制変更への不安がぬぐえないまま臨んだ百年構想リーグは、その不安が現実のものとなった。開幕戦はファジアーノ岡山を相手にPK戦の末勝利を収め、白星スタートを切った福岡。しかし、第2節からは6連敗を喫して出遅れると、後半戦も白星が続かずWEST最下位で地域リーグラウンドを終えた。最終的にプレーオフではジェフユナイテッド市原・千葉を下し、百年構想リーグ最下位こそ免れたが、新シーズンに不安を残す大会となったことは間違いない。
そして迎えた今季、頼もしい新戦力を複数加えて臨むシーズンは開幕戦こそ百年構想リーグの王者ヴィッセル神戸に敗れ黒星スタートとなったものの、続く第2節ではセレッソ大阪を相手に3-0の快勝。開幕連敗を免れただけでなく、新戦力にもゴールが生まれるなど及第点と言えるスタートを切った。
ここでは、そんな百年構想リーグの結果から今季急浮上を狙う福岡の注目選手を3名紹介していく。

MF見木友哉
福岡へ加入し2シーズン目を迎えているMF見木友哉。まだまだ加入間もない立場ではあるが、すでに福岡にとって欠かせないチームの心臓となっている選手だ。
もともとプロキャリアのスタートは2020年のジェフユナイテッド千葉だった見木。特別指定だったころも含めると実に150試合以上のゲームを同クラブで経験し、長くJ2時代のチームを支えた選手の1人だ。加入初年度から33試合と多くの出場機会を得ると、その後は最終的にチームを去る2023シーズンまで毎年40試合以上に出場。特に2021年には14ゴール5アシストを挙げるなど、チームトップの数字で攻撃を牽引した。
J1でのプレーが叶ったのは2024年。J1復帰初年度となった東京ヴェルディへの移籍がきっかけだった。この年37試合とほぼ全試合に絡み、4ゴール2アシストをマークして6位と躍進したチームを支えた。
そして、昨季は福岡へ加入し29試合に出場。いきなり6ゴールと期待通りの活躍を示し、百年構想リーグでも2ゴール3アシストと低迷するチームのために奮闘していた。
J1へ個人昇格を果たしてから3シーズン目を迎えている今季。もちろん、チームでの序列は昨季と同様高く、開幕からの2試合はいずれもスタメンフル出場を果たしている。国内トップカテゴリーでも披露しているその高い得点力で、今季はどこまでチームを上位へ引き上げることができるのか。福岡の浮沈は見木にかかっていると言っても過言ではない。
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