
MF名古新太郎
見木と同じく中盤を支える存在として忘れてはならないのがMF名古新太郎だ。順天堂大学から2019年に鹿島アントラーズへ加入して以降、途中湘南ベルマーレへの期限付き移籍時代も含めて、現在まで一貫してJ1でプレーを続けている頼もしい30歳だ。
長く国内最高峰のクラブに在籍した選手だが、キャリアは決して順風満帆なわけではなかった。怪我の影響などもあり、加入から2023年までは鹿島では安定した出場機会が確保できずにいた。転機となったのは2024年、開幕から出番を得ると第10節以降はスタメンに定着。5月には月間4ゴール3アシストを挙げる活躍でチームの上位争いを支えた。
翌2025年に福岡へ加入後も出場機会は確保されている。初年度は38試合すべてに出場して2ゴール6アシスト。高いキックの精度を武器に得点やチャンスメイクで貢献した。
今季は同じく近年鹿島で活躍してきたFW師岡柊生の加入もあり、激しいポジション争いに身を置くことになる名古。実際に開幕戦ではスタメンを果たしたが、2節は途中出場となっており、経験豊富な同選手であっても出場が約束されているわけではなさそうだ。間もなく中堅からベテランと呼ばれる年齢にもなっていくが、果たして今季チーム内での序列争いを機にさらなる成長を見せられるのか注目だ。

FWウェリック・ポポ
今夏、期限付き移籍も含めて多くの即戦力を加えた福岡。中でも前線で新たな得点源として、開幕前から大きな期待を寄せられていたのがFWウェリック・ポポだ。
直近の6月までは、母国ブラジルのレッドブル・ブラガンチーノから福岡と同じJ1のファジアーノ岡山へ期限付き移籍していたポポ。昨季は12試合ノーゴールに終わっていたが、百年構想リーグでは15試合に出場し3ゴール3アシストとJリーグの環境に適応しつつある姿を見せていた。
魅力は何といってもその強靭なフィジカル。190cmの長身と高いキープ力で前線の起点となれる強さと技術が大きな武器だ。先ごろ行われた第2節のC大阪戦では、後半半ばの時間帯にダメ押しとなるゴールも挙げており、早速結果を残してファンやサポーターの心を掴んだのは間違いない。
Jリーグでの出場は現時点で決して多くないことから、まだまだ能力の底が見えない点も楽しみな要素。今夏の補強の目玉とも呼べる選手なだけに、ここから得点を量産する活躍に期待したい。
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