
小川諒也(鹿島アントラーズ)
2人目は、鹿島アントラーズのDF小川諒也だ。小川は流通経済大学附属柏高校(千葉県)から2015シーズンにFC東京でプロキャリアをスタート。豊富な運動量や左足の正確なキック精度を武器にプロ2年目の2016シーズンにJ1リーグ18試合3アシスト、J3に所属する同クラブのU-23では、J3リーグ14試合5アシストとJ3リーグでは結果を残し、J1でもしっかりプレーできることを証明したシーズンとなった。
その後も2022シーズン途中まで同クラブの左SB(サイドバック)を主戦場に主力として活躍を遂げた小川は、2022年5月にポルトガルのヴィトーリアSCに期限付き移籍を果たす。しかし、同クラブでは思うような成績を収めることはできなかった。
2023年6月にはベルギーのシント=トロイデンVVへ期限付き移籍。ここでは、空中戦の強さや左足のキック精度の高さを武器に左サイド攻撃を活性化させる活躍を見せ、2024年6月には完全移籍に移行。2024/25シーズンにはリーグ戦29試合2ゴール2アシストとシーズンを通して出場し、チームの中心選手に。
昨年6月に鹿島に完全移籍し、自身としては約3年ぶりの国内復帰となった。昨シーズンはJ1リーグ15試合に出場し、2アシストを記録。ここでも、多くのチャンスクリエイトでチームのJ1優勝に貢献していた。
今シーズンの百年構想リーグ地域リーグラウンドでは、レギュラーのDF安西幸輝やルーキーDF溝口修平の台頭などもあり、途中出場が多くなってきている状況であり、今オフにも出場機会をも問えて移籍となる可能性も高い。左SBの攻撃活性化に向け、今オフの清水は小川獲得に白羽の矢が立つ可能性は十分にあるだろう。
田中隼人(セレッソ大阪)
3人目は、今シーズン柏レイソルからセレッソ大阪に期限付き移籍のDF田中隼人。柏の下部組織から2022シーズンにプロキャリアをスタート。1年目のシーズンはJ1リーグ第23節のヴィッセル神戸戦でプロ初先発&J1デビューを果たす。188cmの高さを活かした空中戦の強さやビルドアップ能力の高さに定評がある現代型CB(センターバック)として同シーズンはJ1リーグ4試合に出場。
しかし、翌シーズンは中々思うように出場機会が得られず、伸び悩む時間を過ごす。出場機会を求めて2024シーズンは当時J2のV・ファーレン長崎に期限付き移籍でプレー。ここでは、J2リーグ38試合1ゴール2アシストをマークし、J2屈指のCBとして名を馳せることに。
この活躍もあり、昨シーズンは再び柏に復帰。昨シーズン新たに就任したリカルド・ロドリゲス監督のもと、足元が求められる同監督のサッカーに田中はフィットし、J1リーグ15試合に出場。柏に在籍してからは最も出場試合数が多いシーズンとなり、非常に充実したシーズンを送っていた。
更なる成長を求め、今シーズンの百年構想リーグでは同じJ1のC大阪へ期限付き移籍。開幕戦のガンバ大阪戦でスタメン出場を果たすも、この試合でプロ初となるレッドカードで退場を喫するなど、最悪の船出に。結局振り返ると、地域リーグラウンドで6試合のみの出場にとどまり、田中としては悔しさが残るシーズンとなってしまった。
来シーズンも保有元の柏から再び期限付き移籍で他クラブでプレーとなる可能性も高いはず。ビルドアップ能力に長けた22歳の田中に、清水は今オフ獲得に動く可能性がありそうだ。
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