
安部柊斗(ガンバ大阪)
FC東京から海外挑戦を果たし、Jリーグに戻った選手は武藤だけではない。現在ガンバ大阪でプレーするMF安部柊斗もその1人だ。2025年のシーズン途中にG大阪へ加入し、中心選手として躍動している。
FC東京ユースから明治大学を経て、2020年にトップチームへ昇格。初年度から27試合に出場し2ゴールを挙げるなど、早くからチーム内で確かな存在感を示した。翌2021年には36試合に出場し、名実ともに中心選手へと成長。そこから2023年途中に渡欧するまで、チームに欠かせない選手としてピッチに立ち続けた。
2023年夏にベルギーのRWDモレンベークへ移籍すると早速スタメンを勝ち取り、移籍初年度は28試合に出場した。チームは2部降格を味わったが、翌年も主力として昇格を目指すチームを支えた。
2025年途中にガンバ大阪へ加入後は、シーズン終盤までに15試合で2ゴール1アシストを記録し、短期間ながら存在感を示した。今季もここまで13試合に出場し、上位争いを続けるチームの一角を担っている。
平川怜(東京ヴェルディ)
2017年にFC東京とプロ契約を結んだMF平川怜は、U-23チームやトップチームで出場機会を得ながらも、定位置を確保するには至らなかった。その後は複数クラブを渡り歩き、現在は同じJ1でありFC東京のライバルでもある東京ヴェルディで活躍している。
2019年に鹿児島ユナイテッドへ期限付き移籍して以降、J2クラブを渡り歩く中で転機となったのがロアッソ熊本時代だ。2022年夏に完全移籍すると、2023年には41試合とほぼ全試合に出場して7ゴール9アシストを記録。大車輪の活躍で存在感を放った。
その活躍を受け、同年にJ1昇格を果たしたジュビロ磐田から声がかかり移籍を決断。久々のJ1の舞台でも26試合に出場し、2アシストと爪痕を残した。そして2025年には東京Vへ加入し、今季も主力を務めている。
残念ながらFC東京では才能を開花させきれなかったものの、各地で経験を重ね、いまやJ1で確かな地位を築いた平川。その歩みは、クラブの育成力を示す一例と言えるだろう。
コメントランキング