
今季、17年ぶりにJ1の舞台へ帰ってきたジェフユナイテッド千葉。昨季は開幕6連勝で勢いに乗ると、5月から7月初旬にかけて停滞する場面もあったが、最終的にリーグ3位でプレーオフに進出した。プレーオフ準決勝の大宮アルディージャ戦では3点ビハインドを覆す勝利で決勝へ駒を進め、徳島ヴォルティスとの決勝では1点のリードを守り抜いて悲願のJ1復帰を決めた。
久々に挑む国内トップカテゴリー。降格のない百年構想リーグは、現J1のレベルを肌で感じるには絶好の舞台と言えるが、残念ながらここまでは実力差を突きつけられる展開となっている。
開幕戦では浦和レッズに0-2で敗れ、この完封負けを皮切りにPK戦での敗戦を含めて4連敗。第5節柏レイソルとの“千葉ダービー”でようやくシーズン初勝利を挙げたものの、第6節からは再び3連敗を喫して現在はEASTで最下位に沈んでいる。
課題は、明確に「得点力不足」だ。ここまでの総得点は10で、EASTでは同じ昇格組の水戸ホーリーホックと並び最少。東西合わせても2番目に少ない数字である。昨季10ゴールをマークしたFWカルリーニョス・ジュニオが第6節以降ピッチに立てていない影響もあるだろうが、現有戦力の中から新たな得点源の台頭が求められる状況だ。
だからこそ、かつて千葉に所属し、現在も国内他クラブでプレーする選手たち、とりわけ直接得点に関われる選手たちに想いを馳せるファンやサポーターも数多くいることだろう。ここでは、今こそ千葉が頼りたい現役OBを3名紹介する。
※2026年4月21日時点の情報に基づく。
見木友哉(アビスパ福岡)
千葉にとって近年重要な得点源となっていた中盤の選手といえば、MF見木友哉を思い浮かべるファンやサポーターが多いのではないだろうか。
2019年の特別指定を経て2020年に正式に千葉へ加入すると、初年度から33試合に出場。早くも多くの出場機会を得て活躍を見せた。翌2021年以降は2023年を最後に移籍するまでの間、毎年40試合以上に出場。特に2021年には42試合に出場して14ゴール5アシストと、驚異的な得点力とチャンスメイク能力でチームを牽引した。
2024年に東京ヴェルディへ移籍し、自身初のJ1挑戦となったが得点力は変わらず高く、37試合で4ゴールをマーク。翌年、現在も所属するアビスパ福岡でも29試合で6ゴールと存在感を放った。
残念ながら今季はチームが不調なこともあり、ここまで1ゴールのみとおとなしい数字だが、ほとんどのゲームでスタメン出場しており、チーム内での重要性は変わっていない。強烈なミドルシュートを始め、ゴールに直結する武器を多く備えていることからも、今の千葉にとって帰還を求めたい選手の1人であることは間違いない。
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