
浦和レッズは18日に行われたJ1百年構想リーグで、鹿島アントラーズに0-1と敗北。6連敗を喫し、マチェイ・スコルジャ監督がJ1百年構想リーグ終了後に退任する見込みだが、一部の海外メディアはフロントの決断に対して疑問を投げかけている。
監督交代のタイミングに対して海外から鋭い声が上がった。日本サッカーの情報に詳しいブラジル人ジャーナリストのチアゴ・ボンテンポ氏は22日、Xを更新。「不適切な計画によりシーズン前半をほぼ無駄にした後、浦和レッズはスコルジャ監督との契約を更新しない決断を下した。なぜ昨年末の時点でその判断をしなかったのか」と、フロントに対する疑問を公の場に晒した。
指摘はシンプルかつ痛烈だ。
「計画の失敗は昨年末には見えていたはずだ」という前提に立てば、クラブが動いたのは「遅すぎた」という結論しかない。ネット上でもフロントに対する批判の声が噴出しているだけに、ボンテンポ氏の投稿は浦和サポーターの感情に直撃した格好だ。
一方で、現場でも綻びが露わになりつつある。鹿島戦後、アウェイまで駆け付けた浦和サポーターへの挨拶を省いてロッカールームへ引き揚げようとした一部選手に対し、西川周作が激昂。「チームがバラバラ」——そう受け取られても仕方のない光景が、最前線にいたキャプテンを動かした。勝敗の話ではない。クラブとしての最低限の矜持が問われている。
今夏の補強戦略も、当然ながら再考を迫られる局面に入った。スコルジャ監督体制ありきで設計されていた陣容であれば、指揮官の交代はスカッドの再構築を意味する。後任監督が誰になるかによっては、夏のマーケットで想定外の動きが出る可能性もある。
「不適切な計画」と海外メディアに断じられたフロントが、この批判にどう向き合うか。クラブは21日時点でファン・サポーター等に向けての声明を発表していないが、J1百年構想リーグの残り試合や、今夏の移籍ウィンドウに対してどう向き合うのだろうか。
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