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鹿島アントラーズの連帯貢献金額は?上田綺世のフェイエノールト退団で漁夫の利を…

上田綺世 写真:アフロスポーツ

 オランダ1部エールディビジのフェイエノールトは、所属する日本代表FW上田綺世の今2026年夏退団の可能性を考慮している。上田は現地4月25日に開催されたフローニンゲン戦(3-1)で2ゴールを記録し、チーム内での価値を改めて示した。一方でフェイエノールトは、移籍が実現した場合に移籍金の一部を他クラブへ支払う必要がある状況にあるようだ。

 オランダメディア『FootballTransfers』は、「フェイエノールト、上田の退団で数百万ユーロを失う可能性」と題した記事を報じ、その中で「上田は23歳までに日本の複数クラブでプレーしており、これら日本のクラブは上田がフェイエノールトから他クラブに移籍した際に、連帯貢献金を受け取る権利を持つ」と伝えている。

 上田の推定移籍価値は1,730万ユーロ(約32億3,164万円)で、この金額で移籍した場合、フェイエノールトは約90万ユーロを日本側に支払う必要があるとのことだ。内訳は高校が43万3,000ユーロ(約8,088万円)、J1リーグ鹿島アントラーズが26万ユーロ(約4,857万円)、法政大学が17万3,000ユーロ(約3,232万円)となる。

 さらに同メディアは、「“漁夫の利”を得るベルギー1部のセルクル・ブルージュ」と伝え以下のように指摘した。

 「それでも、上田の移籍によって最も利益を得るのはセルクル・ブルージュと見られている。上田は2023年に800万ユーロ(約15億円)の移籍金でフェイエノールトへ加入したが、その際にベルギーのクラブは20%の転売条項を確保していた。フェイエノールトが利益を得た場合、その利益の20%をセルクル・ブルージュに支払う必要がある」

 今2025/26シーズン、上田はフェイエノールトで不動の1番手FWとして起用されている。今シーズン前半から好調を維持し、エールディビジでは25ゴール、全公式戦では38試合で26ゴール2アシストを記録している。