プレミアリーグ トッテナム

トッテナムで出場機会減らすウィンクス、今冬に国外移籍か。EURO2020出場を熱望

ハリー・ウィンクス 写真提供:Gettyimages

 バレンシアは今冬にトッテナム・ホットスパーのイングランド代表MFハリー・ウィンクスをレンタルにより獲得する可能性があるようだ。3日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 トッテナムの下部組織出身であるウィンクスは昨季、公式戦36試合で先発出場。今季はジョゼ・モウリーニョ監督のもとでここまで公式戦13試合で先発メンバーに名を連ねているが、プレミアリーグではわずか5試合の先発出場にとどまっており、ベンチ外となることもあった。同選手は今夏に行われるEURO2020のイングランド代表に選出されるためにもシーズン後半戦は出場機会を求めている。

 一方、バレンシアは第17節まで終えて勝ち点15の18位と苦戦を強いられており、ハビ・グルシア監督は今冬のマーケットで中盤を中心に戦力の底上げをクラブ首脳陣に対して求めているものとみられる。

 なお、複数のスペインメディアが報じるところによると、バレンシアはウィンクスに対して年俸550万ポンド(約7億7600万円)を用意しているようだ。トッテナム一筋のキャリアを歩んできた同選手だが、国外移籍という決断に迫られているかもしれない。