プレミアリーグ エバートン

ユベントスで構想外のケディラがエバートン移籍間近に。レアル在籍時の恩師と再会へ

ユベントスのサミ・ケディラ 写真提供: Gettyimages

 ユベントスのドイツ代表MFサミ・ケディラは今冬エバートン移籍にむけた動きを見せているようだ。30日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

 ケディラは2015年夏にレアル・マドリードからユベントスに加わると、マッシミリアーノ・アッレグリ監督から中盤に必要不可欠な存在として信頼を寄せられ主力としてセリエAやコッパ・イタリアのタイトル獲得に貢献。ただ、2018/19シーズン以降は筋肉系トラブルや膝の負傷に泣かされ出場機会が減少し、今季にいたっては公式戦でまだ一度もピッチに立っていない。

 また、イタリア国内の複数メディアはケディラがUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージの登録メンバーから外れたことにより、新指揮官アンドレア・ピルロの構想から外れているという見方を示しているほか、カルロ・アンチェロッティが指揮を執るエバートンへ移籍する可能性がささやかれている。

 ケディラとユベントスの現行契約が来夏に満了を迎える中、同選手はクラブに対して移籍先を見つけるためのイングランド行きの許可申請を出した模様。当初から有力視されていたように、エバートンへの移籍が間近に迫っているものとみられる。

 なお、エバートンは今季、プレミアリーグで勝ち点29と首位リバプールと4ポイント差の4位につけている。新型コロナウイルスの変異種が拡大する中、果たしてケディラは無事にイングランドに行くことができるのだろうか。