プレミアリーグ エバートン

アンチェロッティ、レアルで師弟関係だったユベントスMF獲得の噂に「1月になってから」

カルロ・アンチェロッティ監督 写真提供: Gettyimages

 エバートンのカルロ・アンチェロッティ監督は今冬の移籍市場期間をへてユベントスのドイツ代表MFサミ・ケディラと再会する可能性をほのめかしているようだ。19日、イギリス紙『リバプール・エコー』が伝えている。

 ケディラは2015年夏にレアル・マドリードからユベントスに加わると、セリエAやコッパ・イタリアのタイトル獲得に大きく貢献していた。しかし、2018年以降は度重なる負傷に泣かされると、今季はここまで一度もピッチに立っておらず、周囲ではアンドレア・ピルロ監督の構想から外れているという声が上がっている。

 一方、アンチェロッティは2018/19シーズンの途中にナポリ指揮官を解任された後、2019年12月にエバートンの監督に就任。昨季は12位に終わったものの、今季は開幕から公式戦7連勝を飾り、第14節終了時点で勝ち点26の2位につけている。

 同監督は「レアル・マドリードでは彼と一緒に仕事をしていたが、我々にとって重要な選手だったよ。彼について私には良い思い出があるよ。だけど、現時点でクラブが彼を求めていると私は考えていない。おそらく1月になってからだろう」とコメントを残しているようだ。

 なお、ケディラとユベントスの契約期間は来夏に満了を迎える。かつてレアル・マドリードで過ごした両者が、プレミアリーグの舞台で再び共闘することはあるのだろうか。