ブンデスリーガ シャルケ

アーセナル、コラシナツの古巣シャルケ復帰を発表。半年レンタルに

セアド・コラシナツ 写真提供: Gettyimages

 アーセナルは12月31日、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツがシャルケに2021年6月末までの半年レンタルにより移籍することを公式発表している。

 左サイドを主戦場とするコラシナツは2017年夏にシャルケからアーセナルへフリーで移籍すると、加入1年目からプレミアリーグでコンスタントに出場機会を得ていた。昨季はシーズン途中で指揮官交代がありながらも公式戦32試合でピッチに立っていたが、今季はここまで公式戦9試合、プレミアリーグではわずか1試合の出場にとどまっており、ミケル・アルテタ監督の構想から外れていた。

 一方、シャルケは昨年12月から指揮を執っていたデイビッド・ワグナー監督のもとで今季に臨んだものの、開幕節のバイエルン・ミュンヘン戦で8失点による大敗を喫するとリーグ戦2試合を消化した後に解任。クラブはマヌエル・バウム氏を招へいしたものの、リーグ戦で一度も勝利をあげることはできず、12月中旬に早くも今季2度目の監督交代に踏み切るなど苦境に立たされている。

 シャルケの下部組織からプロデビューを果たしたコラシナツだが、2部降格の危機に瀕している古巣を自らのプレーにより残留に導くことが求められる。