ブンデスリーガ シャルケ

ブンデスリーガ最下位のシャルケ、今季2度目の監督交代発表…11か月リーグ戦で未勝利

マヌエル・バウム 写真提供: Gettyimages

 シャルケは18日、マヌエル・バウム監督の解任を公式発表した。18日、クラブ公式サイトやドイツ紙『キッカー』をはじめ複数の主要メディアが一斉に報じている。

 昨季を12位という不本意な成績で終えたシャルケは、昨年12月から指揮を執っていたデイビッド・ワグナー監督のもとで今季に臨んだものの、開幕節・バイエルン・ミュンヘン戦で8失点による大敗を喫すると、第2節・ベルダー・ブレーメン戦でも敗れたことによりクラブはドイツU-20代表監督を務めた過去を持つバウム氏を招へい。

 しかし、チームの調子が上がる気配は一向に見えず、リーグ戦で3分4敗と勝利をあげることができず、第12節終了時点で勝ち点4の最下位に低迷。今年1月17日以降、リーグ戦で白星から見放されている異例の状況を打開すべく、首脳陣は早くも2度目の監督交代に踏み切った格好だ。

 シャルケはバウム監督の後任として、過去に2度同クラブを率いた経験を持つフーブ・ステフェンス氏が年内残り2試合限定で指揮官を務めることもあわせて発表している。

 ステフェンス暫定監督のもと、19日に日本代表FW堂安律が所属するアルミニア・ビーレフェルトと対戦するシャルケだが、果たしてシーズン後半戦に向けて浮上のきっかけをつかむことができるのだろうか。