チェルシー退団が噂されるジルー「ここでタイトルを獲得する大きなチャンスがほしい」

　チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーは今冬移籍を視野に入れているようだ。2日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　ジルーは今季、フランク・ランパード監督のもとで公式戦15試合に出場し9ゴールをマーク。スーパーサブという立ち位置ではあるが、昨年12月以降は8得点をあげている。ただ、2021年6月末に現行契約が満了を迎える同選手の去就を巡っては、ユベントスやインテル、オリンピック・マルセイユなどヨーロッパ圏内の数多くのクラブが獲得に興味を示しており、以前からチェルシー退団の可能性がささやかれている。

　その中、本人はイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューにおいて移籍する可能性について問われると「この数カ月間で何が起こるのか様子を見てみよう。ピッチに立っていない時、僕はチームの一員であるように努力するだけだ。自分の所属するクラブにとってベストなものを僕は望んでいるし、この偉大なメンバーとともにここでタイトルを獲得する大きなチャンスがほしいと思っている。ただ僕はこれまでと変わらずに努力するだけだよ」とチェルシー残留を示唆する言葉を残した。

　これまでと変わることなくクラブのためにハードワークを厭わない姿勢を貫くことを強調した上で、今冬退団の可能性を否定したジルーに対して、多くのファンから称賛の声が送られることだろう。