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チェルシーで構想外のDFエメルソン、今冬インテルへレンタル移籍の可能性に…

エメルソン・パルミエリ 写真提供: Gettyimages

 チェルシーに所属するイタリア代表DFエメルソン・パルミエリの代理人は同選手が今冬にインテルへレンタル移籍する可能性を否定しているようだ。16日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 エメルソン・パルミエリは2018年1月にローマからチェルシーに加入すると、2018/19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグの優勝に貢献。しかし、昨季は公式戦18試合での先発出場にとどまると、今季はプレミアリーグでのプレー時間がわずか8分であり、フランク・ランパード監督の構想から外れている模様。

 同選手には以前からユベントスをはじめセリエAの複数クラブが関心を寄せているが、中でもインテルがフリーによる半年間のレンタル移籍で獲得を試みているようだ。

 その中、エメルソン・パルミエリの代理人を務めるフェルナンド・ガルシア氏は「この冬の移籍市場期間でフリーでインテルへ行くことは絶対にない。チェルシーは彼を放出する際に移籍金を得たいと考えているだろう」とこの噂を否定。

 つづけて「移籍金の設定に関して、クラブとはまだ議論を交わしていない」と語っており、チェルシー退団が既定路線ではあることを示唆しつつも、まだ十分な話し合いができていない現状を明かしている。

 なお、同選手とチェルシーとの現行契約は2022年6月に満了を迎える。チェルシーでともに仕事をしたアントニオ・コンテ監督と再会する可能性がかねてからささやかれているだけに、今後の動向に注目が集まる。