Jリーグ 名古屋グランパス

元鳥栖・名古屋MF森下龍矢の元同僚、Jリーグ移籍が決定的!フリーで「大幅昇給」

森下龍矢 写真:アフロスポーツ

 ポーランド1部レギア・ワルシャワ所属のセルビア人DFラドヴァン・パンコヴは、2026年夏のJリーグ移籍が決定的に。一時日本代表MF森下龍矢(元サガン鳥栖・名古屋グランパス)のチームメイトだった同選手は、現所属クラブを契約満了により退団することが決まったという。

 現在30歳のパンコヴは、身長185センチで右利きのセンターバック。ラドニチュキ・ニシュ、レッドスターなどセルビア国内の複数クラブを渡り歩いたほか、ロシア、キプロスでもプレー。レギア・ワルシャワには2023年夏から所属しており、2023/24シーズン途中からおよそ1年半にわたり森下とチームメイト。今季はここまでリーグ戦19試合の出場で1ゴール1アシスト、欧州カップ戦予選でも4試合でプレーしている。

 この移籍を報じたのは、ポーランドの有力サッカーメディア『Meczyki.pl』だ。同メディアによれば、ピウカ・ノジュナ紙のパヴェウ・ゴワシェフスキ記者がその内幕を明かした。信頼性の高い記者による報道という点で、単なる臆測とは一線を画す。

 核心はその契約条件にある。「彼はJリーグクラブに移籍し、現在の給与と比べて大幅な昇給を受ける見通しだ」——現地記者はそう明言している。欧州中堅クラブの水準を超える待遇をJクラブが提示したという事実は、日本サッカー界が東欧諸国と比べて資金力で上回っていることを示す証でもある。

 とはいえ、この移籍には一つの「伏線」がある。パンコヴ自身は今冬の移籍市場での退団を希望していたにもかかわらず、実現しなかった。クラブ側がシーズン途中の放出を拒否したとみるのが自然で、つまりレギアはこのセルビア人DFを「今季は必要だが、夏以降は不要」と判断したことになる。

 J1百年構想リーグはいよいよ終盤へ。浦和レッズがマチェイ・スコルジャ監督を解任するなど、2026/27シーズンに向けての動きは複数クラブで活発に。パンコヴの移籍先は現時点で明らかになっていないが、「大幅昇給」という条件が先行して報じられた以上、複数クラブの争奪戦が水面下で進行していた可能性は否定できない。