Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FMテヴィスの去就は?本人はJリーグ移籍で「価値ある」その理由とは?

テヴィス 写真:アフロスポーツ

 ブラジル1部クルゼイロから横浜F・マリノスへ期限付き移籍中のFWテヴィスが、Jリーグのプレースタイルや日本の生活環境について語っているが、異国の地でのキャリアを前向きに捉えている。

 ブラジル紙『O Tempo』が伝えたインタビューは、表面的には「適応順調」な美談に見える。だが行間を読めば、20歳の若者が直面している現実の輪郭が浮かび上がってくる。

 テヴィスは今季ここまでJ1百年構想リーグで9試合に出場。「日本では強度が非常に高く、スピードもあり、フィジカルコンタクトも多いです。選手たちの動きも多く、常にハイテンポで試合が進みます。日々適応を目指し、理解を深めながら、自分のポジションを確立できるよう成長していきたいです」と語っている。

 ピッチ外についても包み隠さず明かしている。「適応というのはピッチ外でも大きいです。文化も言語も異なり、生活リズムも変わるので、最初は慣れるまで時間が必要です。ただ、クラブのサポートのおかげで、このプロセスはとてもスムーズに進んでいます」と、横浜FMへの感謝の述べている。

 「日本での経験は、自分のキャリアにとって非常に価値のあるものです。特にブラジル国外での初めてのチャンスなので、この期間を最大限に活かし、選手として成長したいと思っています」——この言葉を疑うつもりはない。むしろ、20歳が退路を断たれた状況でもがいている姿には、純粋な迫力さえある。

 そのテヴィスの期限付き移籍期間は2026年12月31日まで。本人は2027年以降も日本でプレーする可能性に言及しなかった。海外メディア『SVスポーツ』は2026年1月時点で買い取りオプションの設定額を450万ユーロ(約8億2,600万円)と伝えていた。この金額の真偽は不明だが、本人の意思の他に契約内容も同選手の去就を左右するとみられる。