
町田ゼルビアは25日開催のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝で、アル・アハリ(サウジアラビア)と対戦。中東での大一番を前に、海外では同クラブのプレースタイルや黒田剛監督の不適切行為がクローズアップされている。
海外メディア『The Asian Game』のポール・ウィリアムズ記者はこう断言した。「かつてクラブ名に「東京」を加えようとした富豪オーナーの支援を受けるクラブ、いわゆる「反日本的」とも言われるプレースタイル、そしてパワハラだと批判された黒田監督。町田ゼルビアは、典型的な日本のクラブとは大きく異なる存在である」
これは分析ではなく、批判に近い。
ウィリアムズ記者が「パワハラ」と明記した背景には、Jリーグが2025年末に黒田剛監督へ下したけん責処分がある。公式発表によれば、黒田監督は2023年ごろから、自らの意向に沿わない選手を所属選手らの前で「造反者」と呼んで排除。さらにチームスタッフ全員の前で特定のコーチに対し大声で怒鳴りつけ、暴言を浴びせる行為があったとされる。Jリーグがクラブの内部問題を公式処分として表面化させた。
一方で「反日本的プレースタイル」という表現も見逃せない。ロングスロー前のタオルによるボール拭き、PK前の水かけ——これらはJリーグ内で激しい議論を呼んだ行為だ。ルールの「穴」を突く勝利至上主義と解釈するか、スポーツマンシップへの挑戦と見るかは立場によって異なる。だがアジア最高峰の決勝という舞台で、その「流儀」が再び世界の視線にさらされることは避けられない。
アル・アハリは資金力・組織力ともに中東随一の強豪だ。対人戦での勝負強さとプレスの強度等を兼ね備えている町田に対し、どう対応するかは純粋に興味深い。むしろ問題は試合後にある。
ACLEでタイトルを獲得しても、今もなお町田のやり方に対して否定的な意見を持っているファン・サポーターは一定数存在することは確か。同大会後も黒田監督のマネジメントから目が離せない。
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