
2026明治安田百年構想リーグは、早くも折り返しを迎えている。J1のEASTでは鹿島アントラーズが11試合を終えてなお90分での敗戦がなく、圧倒的な強さでリーグをリード。一方、WESTではヴィッセル神戸が首位に立ち、直近4連勝と好調を維持している。
6月上旬に百年構想リーグが終了すると、各クラブは8月7日(金)に開幕するJリーグ2026/27シーズンに向け、キャンプや選手編成を進める準備期間に入る。
百年構想リーグの結果を踏まえ、補強やスタッフ体制の見直しなど、各クラブの動きはさらに活発化する見込みだ。なかでも、移籍金ゼロで獲得可能なスター選手は、戦力面だけでなく集客面でも大きな魅力を持つ存在と言えるだろう。
そこで、Jクラブも獲得可能な“移籍金ゼロ”の海外ビッグネーム4選手を、ドイツのデータサイト『Transfermarkt』をもとにピックアップ。現在の市場価値とともに紹介する。
※市場価値は4月19日時点のレートを参照。
フェリペ・カルバージョ
市場価値:3.5m€(約6億5,100万円)
1人目は、ウルグアイ代表経験を持つMFフェリペ・カルバージョ。現在29歳の同選手は、2023年に国立競技場(東京都)で行われた日本代表戦にも出場しており、A代表通算7キャップと国際経験も備えるプレーヤーだ。
これまで母国ナシオナル・モンテビデオで7シーズン、ブラジルのグレミオで3シーズンを過ごし、その後はニューヨーク・レッドブルズ、ポートランド・ティンバーズと渡り歩いた。しかし、昨年9月に前十字靭帯断裂の大怪我を負い、所属元のグレミオとの契約は今年1月に解除。現在はフリーとなっている。
中盤を主戦場とするフェリペは、高いボール奪取能力と攻撃の起点となるパスセンスを兼ね備えたボックス・トゥ・ボックス型のMF。クラブ、代表の双方で実績を積み重ねてきた。
負傷は不安材料であるものの、復帰後のコンディション次第ではそのポテンシャルと年齢を踏まえ、資金力のあるクラブが獲得に動いても不思議ではない。
フィリペ・コウチーニョ
市場価値:2.5m€(約4億6,700万円)
2人目は、元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ。現在33歳の同選手は、リバプール(イングランド)やバルセロナ(スペイン)といったビッグクラブでプレーメーカーとして活躍してきた。
針の穴を通すようなスルーパスや、細かいタッチを生かしたドリブル、そして高精度のシュートを武器に、リバプールでは2013年からの5シーズンでリーグ戦152試合41ゴールを記録。さらに、2018年からの4シーズンを過ごしたバルセロナでもリーグ戦76試合17ゴールをマークした。ブラジル代表としてもコパ・アメリカ2019制覇に大きく貢献するなど、キャリアの最盛期には世界屈指の攻撃的MFとして存在感を放っていた。
その後はバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)やアストン・ビラ(イングランド)などを渡り歩き、2024年7月には古巣バスコ・ダ・ガマへ復帰。しかし、今年2月に精神的な疲労を理由に、双方合意のもと契約を解除したことが発表されている。
また、2023/24シーズンにはカタールのアル・ドゥハイルでもプレー。高額なサラリーがネックとなる可能性はあるものの、条件次第では日本のクラブでプレーする可能性も十分に考えられるだろう。
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