
FIFAワールドカップ北中米大会日本代表候補のMF守田英正は、今季限りスポルティングCPを退団することが決定的。同選手にかわるセントラルミッドフィルダーとして、町田ゼルビア、清水エスパルス在籍歴のあるペルー代表MFノリエガ・エリックが獲得候補に浮上しているという。
ブラジル『ボラヴィップ』が22日に報じたところによると、グレミオ所属であるノリエガの代理人はインタビューで、欧州クラブからの関心を認め、今後の移籍が現実味を帯びていることを明言。「スポルティングを含む複数の欧州クラブと接触した」と語ったという。ただし、現時点で正式なオファーは提示されていないが、移籍金は最低でも800万ユーロ(約13億円)だという。
一方、ポルトガル『leonino』は3月20日の時点で「守田英正はスポルティングを離れる可能性がますます高まっており、その将来はイングランドに向かう見通しだ」と報道。契約延長を行わない見込みで、最有力候補はMF田中碧所属のリーズ・ユナイテッドだという。リーズの関心は2025年夏から続いていたが、当時は移籍金1000万ユーロ(約18億円)と筋肉系のコンディション問題が交渉を後退させた経緯がある。だが状況は一変した。「契約満了が近づく中、守田は移籍金なしでプレミアリーグへ挑戦する可能性があり、これがリーズの関心をさらに高めている」と同メディアは伝える。フィジカル面の改善も確認されており、信頼は増している。イングランドでのプレーは、守田が長年掲げてきたキャリア目標のひとつ。「0円移籍」という現実的なシナリオが整いつつある。
その守田の後釜として急浮上したノリエガは、愛知県出身という異色の経歴を持つ。2020年に清水のトップチームへ昇格後、町田への期限付き移籍でJ2の舞台も経験。その後はドイツ4部を経てペルー国内クラブへ渡り、2025年8月にグレミオへ完全移籍。南米の名門で主力へと成長し、同シーズンの1部リーグ戦で14試合に出場。ペルー代表にも名を連ねるまでになった。「彼にはヨーロッパでプレーする夢がある。この成長ぶりと今後届くであろうオファーを考えれば、グレミオが引き留めるのは難しいだろう」と代理人は言い切った。
スポルティングは守田を移籍金ゼロで手放す見込みだが、ノリエガの獲得に動くとなれば相応の移籍金を要求される可能性は高い。ノリエガの去就はクラブ間交渉の行方に委ねられそうだ。
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