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旗手怜央が移籍熱望!セルティック監督は「理由を説明しない」W杯日本代表落選危機も

旗手怜央 写真:アフロスポーツ

 セルティック所属MF旗手怜央は、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表メンバーから落選する可能性が高い一方、FW前田大然と同じく、2026年夏の移籍が既定路線である模様。そんな岐路に立つ旗手に、さらなる暗雲が垂れ込めている。

 スコットランドメディア『thecelticbhoys』が報じた内容は衝撃的だった。「旗手は今夏にセルティック退団を熱望している」——この一文が、現在の状況を読み解く最大の鍵となる。

 率直に言えば、旗手は今季の大半で本来のパフォーマンスを発揮できていなかった。存在感を欠き、正直なところピッチに立つたびにチームの足を引っ張っていた面もある。それでも転機は訪れた。スコティッシュカップのレンジャーズ戦で信頼を得て先発出場し、その素晴らしいパフォーマンスが勝利の要因の一つとなった。マザーウェル戦でもまずまずの出来を見せ、「本来の旗手」が戻ってきたかと思われたのだ。

 しかし、4月6日のダンディー戦では出場機会がなく、4月11日のセント・ミレン戦でもわずか18分の出場にとどまった。記事では「マーティン・オニール監督はその理由を一切説明していない」と綴られている。

 同メディアによれば、オニールは旗手よりもルーク・マコーワンを好んで起用しており、「多くのサポーターはマコーワンの方が実力的に劣ると感じている」という。むしろ問題の核心はそこではないかもしれない。旗手は試合当日のコンディションが悪いと極端に低調なパフォーマンスに陥ることがある。監督がトレーニングで何か決定的な要素を見ていると推測するしかなく、パークヘッドやレノックスタウンの内部事情は外部からは窺い知れない。

 今夏セルティック退団が濃厚とみられる中、最後にもう一度その実力を証明する時が来ている、と同メディアは締めくくった。カラム・マクレガーが負傷離脱した際には優勝争いに踏みとどまる原動力となった実績もある旗手。セルティックが得点機創出に苦しむ今、本来は創造性に富んだ彼の力が必要なはずだ。

 しかし、現実は冷たい。

 退団を見越したクラブが、すでに旗手を「消化試合要員」として構想外に近い扱いをしている可能性は否定できない。本人が退団を熱望し、クラブ側もそれを把握しているとなれば、監督が限られた出場時間しか与えないのは「合理的判断」ですらある。セルティックでの輝きを失った旗手は、以前から森保一監督からの評価が低いことで知られている。所属クラブでの現状を踏まえると、W杯日本代表メンバーに名を連ねないことは、ほぼ確実と言える。