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「試合への準備が…」復帰初ゴールの中島翔哉を監督絶賛!現地紙は“小さな皇帝”と紹介

中島翔哉 写真提供:Gettyimages

 日本代表MF中島翔哉(27)は、今月7日開催のリーグ戦でポルティモネンセ復帰後初ゴールをあげたことにより、パウロ・セルジオ監督からの評価を上げているようだ。11日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。

 中島翔哉は8月にポルトからポルティモネンセへ1年レンタルにより復帰。今年2月下旬に脛骨の骨折や靱帯損傷という大怪我を負っていたため、復帰後もしばらく公式戦でメンバー外となっていたが、先月17日開催のタッサ・デ・ポルトガル(ポルトガル国内カップ戦)3回戦・UDオリベイレンセ戦で復帰。その後はリーグ戦2試合で途中出場する。

 そして、中島翔哉は7日のプリメイラリーガ(ポルトガル1部)第11節・ベレネンセス戦で先発出場。前半10分に左サイドからのクロスを足元で収めると、右足を振りぬいてゴールネットを揺らしている。ポルティモネンセは後半にも追加点を奪い、2-0と勝利。先制ゴールをマークした同選手がMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されている。

 そんな中島翔哉について、『O JOGO』は“小さな皇帝”と称えているほか、パウロ・セルジオ監督のコメントも掲載。指揮官は「彼はブラガ戦ですでに良い兆しを見せていた。プレーできない時間が長かったにもかかわらず、試合への準備ができていることを示してくれた。今の彼はより競争力を持っており、プレッシャーをかけるだけの能力がある。もちろん我々の助けるだけのクオリティを兼ね備えた選手だ」と語るなど、同選手に対する期待感をあらわにしている。

 なお、ポルティモネンセは第11節終了時点で勝ち点17を獲得し、6位と健闘している。チームが好調を維持する中、中島翔哉に対する期待も高まっている。